イオンカードはイオンカードセレクトがお得？基本情報やおすすめの種類を紹介

イオンカードは、イオン系列のお店で買い物をするとお得なクレジットカードですが、種類が多くどれを選んだらいいか迷っているという人もいます。
さまざまな場所で使えるイオンカードには、どのような特典があるのか、他のカードと比べてデメリットはあるのかなど、疑問を解決してから検討しましょう。
この記事では、イオンカードの基本情報、メリット、デメリット、7種類あるカードの特徴などを解説します。

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【イオンカード】の基本情報

イオンカードは、株式会社イオン銀行が発行するクレジットカードです。
通常利用だと、200円でWAON POINTが1ポイント貯まりますが、イオン店舗での買い物だと200円で2ポイントが付与されます。
イオン店舗とは、イオンモール、マックスバリュ、まいばすけっと、ミニストップ、ウエルシア、オリジン弁当などのグループ会社になるため、これらの店舗で日常的に買い物をしている人におすすめのカードです。

ここからは、イオンカードの特徴を1つずつ詳しく解説します。

年会費

イオンカードは、年会費無料で利用できるカードです。発行手数料も無料で、入会金なども一切かからず、オンライン上で簡単に手続きできます。

ポイント還元率

イオンカードのポイント還元率は、通常時0.5％となりますが、以下の場合は還元率が高くなります。
イオン系列での買い物……1.0％
毎月10日（イオン系列）……2.5％
毎月10日（イオン系列以外）……1.0％
毎月20日、30日……約6％
イオンカードで貯まったポイントは、WAONとして電子マネーで使用できるため、イオン系列以外でも通常のお買い物で使えます。
WAON POINTは、1ポイント1円として商品やギフトカード、他社ポイントにも変えられるため、使いやすいポイントにまとめることもできるのが特徴です。

付帯保険

イオンカードには、以下の保険がついています。
ショッピングセーフティ保険
クレジットカード盗難保障
ショッピングセーフティ保険は、イオンカードで購入した5,000円以上の商品に対して、180日以内に受けた偶然による事故（破損事故、火災事故、盗難事故）の被害を補償できる制度です。
クレジットカード盗難保障は、盗難や紛失による不正利用が発覚した際に、損害額が補填されるという内容です。
イオンカードにはこのような付帯保険があるため、万が一トラブルが生じても安心です。

支払い方法

イオンカードでは、以下の支払い方法が選択できます。
翌月一括払い……翌月に一括で支払う
分割払い……支払い回数を設定してその回数で支払う
リボルビング払い……月々の支払額を設定して毎月同じ額を支払う
ボーナス一括払い……ボーナス時期に一括で支払う
翌月一括払いや、ボーナス一括払いに手数料は発生しませんが、分割払いの場合は支払い回数によって、リボルビング払いの場合は利用金額の残高に応じてて、所定の手数料がかかります。
手数料のかかる支払い方法は後々困るという人は一括払いを、手数料がかかっても月々の返済額を減らしたいという人は分割払いやリボルビング払いを選びます。

キャッシング

イオンカードのキャッシングは、全国約15万台あるイオン銀行のATMで利用可能です。ATM以外にも、ネットや電話からの申し込みで最短即時振込されるため、いざというときに使用できます。
支払いは、リボ払いか1回払いから選択できます。1回払いを選択した場合でも、後からリボ払いに変更可能となっています。
キャッシング可能額は、契約によって異なりますが、『ご利用可能額照会』ページから簡単に確認できます。
イオン銀行やコンビニのATMでキャッシングを利用する場合、暗証番号4桁が必要になるため、忘れずに覚えておくようにしましょう。

限度額

イオンカードの限度額は、10万～100万円の間で、審査によって決定されます。キャッシング枠は、0～50万円の間で設定されますが、カードの利用状況によっては、90万円まで増えることがあります。
限度額は、年数、すでに持っているカードの限度額の合計、これまでのクレジットカード利用状況などさまざまな面から審査が行われ、決定されます。
最初に決定した限度額を増やしたいという場合、増額申請ができるため、会員サイトにログインするか、電話連絡で増額したい旨を伝えましょう。
10万円単位で増額が可能で、申請してから2～3週間で結果が郵送で届くという流れです。

【イオンカード】の申し込み方法

イオンカードは、インターネット、郵送、店頭と3つの申し込み方法がありますが、ここではインターネットでの申し込み方法を紹介します。
申し込み可能となるのは、18歳以上（高校生不可）で電話連絡が可能な方です。未成年者は親権者の同意が必要となるため、親権者への電話連絡が行われます。
インターネットからの申し込みは、以下のような流れになります。
申し込みフォームから必要事項を入力する
入会審査が行われる
本人確認手続きをする
カードが発送される
申し込みには、本人確認書類が必要です。イオンカードで採用されている書類は、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードです。
書類の提出は、画像をアップロードするか、佐川急便の受取人確認サポートのどちらかで行います。
申し込みから1～2週間で登録した住所にカードが届き、その段階からカードが利用できるようになります。

【イオンカード】のメリット

ここからは、イオンカードのメリットを紹介します。

WAON POINTが貯まる

イオンカードを利用することで貯まる『WAON POINT』は、電子マネーWAONとしてキャッシュレス決済に使用できます。
前述したように、イオングループでの買い物はポイントがいつでも2倍となることや、ポイントアップデーがあるため、効率的にポイントを貯めたい人は、買い物に行く日をポイントアップデーにすると良いでしょう。
電子マネーのWAONは、キャッシュレス決済が使用できる店舗であれば使用可能となるため、貯めたポイントで好きな物を買ったり、普段の買い物の足しにしたりと、効率的な使い方ができます。
また、イオンカードポイントモールを経由して、インターネットでショッピングすると、最大21倍のポイント還元があるため、WAON POINTをキャッシュレス決済の方法として利用している人にとってお得なカードとなります。

55歳以上は毎月15日に5％OFF

イオンカードは、55歳以上の利用者を『グランドジェネレーション』としていて、毎月15日にイオングループでクレジットカードを利用すると、5％オフになる『G.G感謝デー』を開催しています。
55歳以上の人なら誰でも使用できるため、毎月20日、30日のお客さま感謝デーと合わせると月3回もお得な日があり、日用品や食料品の買い物をすべて済ませることができます。

イオンシネマ割引がある

イオンモール内のイオンシネマを利用する際、イオンカードで決済すれば常に300円オフで映画のチケットが購入できます。
さらに、お客さま感謝デーの20日、30日には映画の料金が1,100円になるため、常にお得な料金で映画が見られる上に、毎月お得な日を把握しておけば見たい映画がお得に見られるというメリットがあります。
映画が好きな人は、毎月映画を見る日をお客さま感謝デーに決めておけば、普段の金額よりもお得に映画を楽しめます。

ポイントが1％還元

イオンカードの基本的なポイント還元率は0.5％ですが、イオン系列で買い物すると還元率は1.0％にアップするため、毎日の買い物や日用品、洋服などをイオン系列の店舗で購入している人におすすめです。
イオン系列の店舗は、以下をご参考ください。

このように、さまざまな店舗があるため、イオンカードを持っていることでお得に買い物や食事ができるのがメリットです。

優待特典が受けられる

イオンカードにはさまざまな優待特典があり、イオンカードで決済することや、イオンカードを提示するだけで、特典が受けられるのが特徴です。
例えば、以下のような特典があります。

こちらの例以外にも、さまざまな特典が受けられるため、イオンカードを作ったら、普段利用している店舗やサービスで優待があるか確認してみましょう。

【イオンカード】のデメリット

ここからは、イオンカードのデメリットを紹介します。

イオンでの買い物以外の還元率が低い

ここまで紹介してきたように、平均的な還元率は1％と言われているなかで、イオンカードの基本的なポイント還元率は0.5％となっているため、一般的なクレジットカードに比べると、還元率が低い傾向にあります。
ただし、イオン系列でのカード決済となると還元率が高くなることや、各店舗での優待があるため、普段イオン系列で買い物をしている人におすすめのカードとなります。

発行までに時間がかかる

イオンカードは、クレジットの審査に3～4日の期間が必要で、その後カードが手元に届くまで1～2週間かかるため、発行に時間がかかる傾向にあります。
早く手元にカードが欲しいという人は、店頭でカードを発行すれば、仮カードを発行できるため、店頭での発行がおすすめです。

旅行保険が付帯していない

クレジットカードには旅行保険が付帯されていることが多く、海外旅行先で思わぬトラブルが生じた際の補償が受けられます。
しかし、イオンカードには一部のカードを除き旅行保険が付帯していないため、旅先でのトラブルに対応できないというデメリットがあります。

【イオンカード】の代表的なカード6種類の特徴を紹介

イオンカードには、50種類以上のカードが存在するため、どのカードを選ぶべきかわからないという人に向けて、ここからは、イオンカードの代表的なカードを6つ紹介します。

イオンカードセレクト

イオンカードセレクトは、イオンカードの特典に加え、WAONへのチャージでポイントが貯まるなど、チャージと支払いの両方でポイントが貯まるのが特徴です。
電子マネーとクレジットカードだけではなく、イオン銀行のキャッシュカード機能も付いたカードで、イオン銀行を利用することで、以下のような特典があります。
イオン銀行を給与振り込み口座に設定することで、毎月10WAONポイント
取引状況に応じて、普通預金の金利が最大年に0.1％アップ
各種公共料金の口座振替をすると、1件につき5WAONポイント
イオンカードの中でも、3機能が一体化しているカードはイオンカードセレクトのみとなっていて、ポイントが貯まりやすく、普段の生活の中でポイントを貯められるのがおすすめです。

イオンカード（WAON一体型）

カード申し込み後最短5分で利用できる『イオンカード（WAON一体型）』は、クレジット機能と電子マネーのWAONの機能がついているのが特徴です。
カードが到着する前に、イオンカードの公式アプリである『イオンウォレット』内でカード情報を受け取れば、すぐにショッピングなどに利用できます。
引き落とし口座などをイオン銀行以外に設定したい人は、イオンカードセレクトではなく、イオンカード（WAON一体型）がおすすめです。

イオンJMBカード（JMB WAON一体型）

『イオンJMBカード（JMB WAON一体型）』は、カード利用によってWAON POINTが貯まるだけではなく、0.5％のJALマイルが溜まります。
クレジットカード、JALマイレージバンク、電子マネーの3機能一体型です。
定期的にマイルが2.5％となるキャンペーンも実施していて、イオングループの買い物を楽しみながら、JALマイルを溜められます。
一般的なJALカードは最低でも2,000円の年会費が発生しますが、こちらのカードは年会費無料となるため、お得にJALマイルを貯めたい人におすすめできます。

イオンSuicaカード

『イオンSuicaカード』は、イオンカードとSuicaが一体となっているクレジットカードです。WAON機能はついていないため注意が必要です。
カード利用で貯まったWAON POINTをSuicaにチャージすることができます。チャージは1,000ポイントからとなり、1,000ポイントを1,000円としてチャージできます。
モバイルSuicaや、オートチャージ機能にも対応しているため、電車やバスなどの乗り降りだけではなく、ちょっとしたコンビニや自販機などの買い物にも対応できます。

ベネッセ・イオンカード（WAON一体型）

『ベネッセ・イオンカード（WAON一体型）』は、クレジット機能とWAON機能がついているカードで、さらにベネッセ関連商品をお得に利用できるのが特徴です。
ベネッセ商品をカードで購入すると、WAONポイントとともに、ベネッセポイントも1,000円につき3ポイント付与されます。
また、こどもちゃれんじや進研ゼミなどの受講費支払い手数料が無料になることや、『ベネッセクラブオフ』の優待サービスが受けられます。
ベネッセのサービスをよく利用する人や、ベネッセの優待を受けたい人におすすめです。

コスモ・ザ・カード・オーパス

『コスモ・ザ・カード・オーパス』は、クレジット機能とWAON機能つきな上に、コスモ石油でガソリン、灯油を以下の特典で購入できます。
コスモ石油での給油がカード会員価格になる
コスモ石油での給油で最大50リットルまでが、1リットルにつき10円キャッシュバックされる（入会後3ヵ月間）
コスモ石油で給油することが多い人にとってメリットの大きいクレジットカードで、使用頻度によりますが、年間で考えると通常の給油に比べて数万円お得になることもあるため、ガソリンをお得に入れたい人におすすめです。

【イオンカード】に関するよくある疑問をQ＆Aで紹介

ここからは、イオンカードでよくあるQ&Aを紹介します。

イオンカードはどんな人におすすめ？

イオンカードは、イオン系列の店舗でよく買い物をする人におすすめです。紹介したカードの中にあったように、コスモ石油やベネッセ、JALなど、特定のサービスをお得に利用できるケースもあるため、自分がよく利用するサービスを検討して入会するのがおすすめです。

イオンカードに年会費はかかる？

ほとんどのイオンカードが年会費無料です。さらに、ETCカードや家族カードも無料になるため、初めて持つクレジットカードに選ぶ人も多いという特徴があります。

イオンカードの締め日は？

イオンカードは、毎月10日締めの2日払いとなります。2日が土日祝日である場合は、翌営業日に引き落としが行われます。

イオンカードは途中で種類を変更できる？

イオンカードは、途中で種類を変更できないため、持っているカードを解約して新規で加入する必要があります。
ただし、2枚以上発行することも可能となるため、何枚か発行して使い分けるという使用方法もあります。

イオンカードを解約したら貯めたポイントはどうなる？

イオンカードを解約すると、貯めたポイントは失効してしまいます。解約前に、事前にポイントをチェックしてから検討することをおすすめします。

まとめ

イオンカードは、年会費無料で入会できる上に、ライフスタイルに合わせて自分に合ったカードを選べるのが特徴です。
貯めたWAONポイントは、電子マネーとして利用できることから、キャッシュレス派で現金を持ち歩きたくないという人にも向いています。
記事内で紹介しきれなかった優待特典も豊富にあるため、どのような優待があるのかホームページでチェックしてみましょう。
イオンカードへの入会を検討している人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

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※情報は2023年6月29日（公開日）時点のものです。

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