楽天グループが発行する楽天カードには、さまざまな種類があります。
いずれも楽天市場や楽天銀行、楽天トラベルや楽天証券など、楽天経済圏で使えばポイント還元率がお得になり、さまざまなメリットを得ることができます。
この記事では、楽天カードの一つの種類である『楽天ANAマイレージクラブカード』の基本情報やメリット・デメリットについて詳しく紹介します。
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【楽天ANAマイレージクラブカード】の基本情報
楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天カードの便利な機能はそのままに、さらにANAマイレージクラブ機能を追加した便利なクレジットカードです。
ANAマイルコースは200円ごとに1マイル、楽天ポイントコースでは100円ごとに1ポイントの楽天ポイントが付与され、どちらのコースを選ぶかは自身で選択できます。
旅行が好きな方はマイル、普段から楽天市場などのショッピングを重視するのであれば楽天ポイントコースと、自身のニーズで自由に使い分けることが可能です。
また、楽天ANAマイレージクラブカードには4つのカードの機能が搭載されています。
- 楽天カード
- 電子マネーEdy
- 楽天ポイント
- ANAマイレージクラブ
通常の楽天カードでは電子マネーEdyの機能はオプションで付帯しますが、楽天ANAマイレージクラブカードでは最初から付帯しています。
Edyは現金の代わりに利用できる電子マネーで、チャージするだけで0.5%のポイントが貯まります。多種多様なコンビニやスーパー、ドラッグストアなどで利用できます。
1枚4役のクレジットカードになったことで複数カードを持ち運ぶ必要がなくなり、日常の買い物で効率よくマイルを貯めることができる便利なカードです。
年会費 | 初年度無料 ※2年目以降は1年に1回の利用で年会費550円が無料 |
ポイント還元率 | ANAマイルコース:200円につき1マイル 楽天ポイントコース:100円につき1ポイント |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
ショッピング利用可能枠 | 10~100万円 |
キャッシング利用可能枠 | 1~90万円 |
ポイントの使い道 | ANAマイルへの交換、楽天市場での買い物、楽天Edyへの交換 |
付帯保険 | 傷害死亡・後遺障害:年間限度額2,000万円 傷害治療費用:年間限度額200円 疾病治療費用:年間限度額200万円 賠償責任(自己負担額なし):年間限度額3,000万円 救援者費用:年間限度額200万円 |
締め日・支払い日 | 月末締め・翌月25日払い |
スマホ決済対応 | タッチ決済、Apple Pay、Google Pay |
電子マネー/ QRコード決済連携 |
Suica、楽天Edy、PayPay、楽天ペイ、d払い、SMART ICOCA、nanaco |
ETCカード発行 | 初年度無料 ※2年目以降は1年1回の利用で年会費550円が無料 |
年会費
楽天ANAマイレージクラブカードの年会費は、初年度が無料で2年目以降は550円です。しかし、1年に1回でも利用すれば無料になるため、実質的には永年無料となります。
ポイント還元率
楽天ANAマイレージクラブカードは、ポイントを還元するためのコースを2種類から選択できます。
ANAマイルコース:200円=1マイル(還元率0.5%)
楽天ポイントコース:100円=1ポイント(還元率1.0%)
旅行が好きな方はANAマイルコース、楽天ポイントを使い楽天のサービスをよく利用する方は楽天ポイントカードがおすすめです。
ANAマイルコースは普段の買い物でマイルを貯めることができ、交換手続きも不要になるため、航空機をよく使う方は重宝できるでしょう。
ポイントの使い道
楽天ANAマイレージクラブカードで貯めたポイントには、さまざまな使い道があります。主な使い道は以下の通りです。
ANAマイルへの交換
ANAグループ提携サービスでの利用
楽天サービスでの利用
楽天Edyに交換
楽天ANAマイレージクラブカードで貯めたマイルは、ANAや提携航空会社の航空券購入やアップグレードだけではなく、ホテル宿泊やショッピングにも使えます。
また、楽天ポイントは楽天市場や加盟店での買い物に使えるのはもちろん、さまざまな楽天サービスで利用できます。以下は主な使い道です。
楽天市場
楽天ふるさと納税
楽天モバイル
楽天でんき
楽天ガス
楽天証券でのポイント投資
楽天チケット
楽天Edy
楽天カードの請求
ポイントビットコインby楽天
楽天ウォレットで仮想通貨に交換
ANAマイルへの交換
楽天ペイ
楽天グループは楽天経済圏と呼ばれるほど、日用品の買い物はライフライン、通信費や投資など、さまざまなサービスを提供しています。
これら多くのサービスで楽天ポイントは使えるため、毎月の固定費や日用品の買い物をお得にすることができます。
楽天ANAマイレージクラブカードを使えば、100円につき楽天ポイントが1ポイントずつ貯まっていくため、知らない間にポイントが貯まっていたということも珍しくありません。
付帯保険
楽天ANAマイレージクラブカードには、海外旅行損害保険が付帯されています。
事前の申し込みが不要で、さらに日本語で24時間365日サポートしてくれるため、海外旅行中に万が一のトラブルが発生した際も安心です。
付帯保険には、『利用付帯』と『自動付帯』の2種類があります。楽天ANAマイレージクラブカードは、事前に旅行代金を支払ったカードで支払った時に適用される利用付帯です。
補償内容と金額は以下の通りです。
傷害死亡・後遺障害:年間限度額2,000万円
傷害治療費用:年間限度額200円
疾病治療費用:年間限度額200万円
賠償責任(自己負担額なし):年間限度額3,000万円
救援者費用:年間限度額200万円
保険が有効となる条件は、日本を出国する以前に『募集型企画旅行の料金』に該当する料金を楽天カードで支払っていることです。
募集型企画旅行に含まれない海外ツアーや、手配旅行に該当する海外でのホテル宿泊料金などは含まれないため注意してください。
万が一のトラブル発生した際は、楽天カード株式会社保険デスクが24時間体制で電話を受け付けています。不明点やトラブル発生時は以下からお問い合わせください。
楽天損保:0120-456-029
上記ダイヤルがつながらない場合:018-888-9289
支払い方法
楽天ANAマイレージクラブカードの支払い方法は、以下から自由に選ぶことができます。
1回払い
2回払い
分割払い(3~36回)
リボ払い
ボーナス1回払い
ボーナス2回払い
限度額
楽天ANAマイレージクラブカードの限度額は10~100万円です。
専業主婦や学生など、収入が少ない方は限度額を抑えて発行される傾向にありますが、利用実績に応じて限度額は上がっていきます。
通常は100万円ですが、限度額は個別で設定されるため、利用実績を積んでいけば100万円以上になる場合もあります。
楽天ANAマイレージクラブカードの限度額は、楽天e-NAVIにログインし、利用可能額の照会画面をチェックすればいつでも確認できます。
いち早く限度額を上げたい場合は、直接電話で問い合わせるようにしてください。
キャッシング
楽天ANAマイレージクラブカードのキャッシング枠は1~90万円で、実質年利は18.0%です。
事前にキャッシング利用枠を設定しておけば、設定内で自由にATMから現地通貨を引き出すことができます。また、海外旅行へ行く場合は、出国前に増額も可能です。
しかし、キャッシング利用には所定の審査を通過する必要があり、支払い方法もリボ払いのみです。限度額は個別に設定されるため、まずは審査を受けてみましょう。
【楽天ANAマイレージクラブカード】の申し込み方法
ここでは、楽天ANAマイレージクラブカードの申し込み方法と事前に準備しておくと楽なものをまとめて紹介します。
事前に準備しておくもの
楽天ANAマイレージクラブカードへ申し込む際は、以下のものを事前に用意しておくとスムーズに申し込みを進められます。
メールアドレス
本人確認書類(運転免許証/マイナンバーカード/パソポートなど)
キャッシュカードまたは通帳
外国籍の方は以下も用意しておきましょう。
健康保険証
在留カード
外国人登録証明書
申し込みから受け取りまでの流れ
楽天ANAマイレージクラブカードは誰にでも発行されるわけではなく、利用には所定の審査を通過する必要があります。
日本在住の18歳以上であれば誰でも申し込みが可能であり、アルバイトやパート、専業主婦の方でも審査を受けることは可能です。
楽天ANAマイレージクラブカードの申し込みから受け取りまでの流れは以下の通りです。
楽天IDを取得
楽天カードの公式Webサイトから「申し込みはこちら」を選択
基本情報(カードの種類、ブランド名前、性別、生年月日など)を入力
勤務先情報(勤務地、名称、年収、役職、在籍年数など)を入力
審査
受け取り(郵送で届く)
大前提として、楽天カードを作るためには楽天IDが必要です。こちらはメールアドレスさえあれば簡単に作れるため、事前に取得しておきましょう。
基本情報や勤務先情報を入力して申し込みが完了した後は、審査を待ちます。通常、審査は数日程度で終わり、クレジットカードを受け取るまでの期間は1週間から10日程です。
審査に通るコツとしては、利用可能額を最初は最低限にしておくことをおすすめします。郵送で届けられたクレジットカードは、その日から利用できます。
【楽天ANAマイレージクラブカード】のメリット
1枚4役をこなす楽天ANAマイレージクラブカードは、実質年会費が無料や楽天ポイント・マイルが貯められるなど、さまざまなメリットがあります。
年会費が実質無料で入会特典がお得
楽天ANAマイレージクラブカードの年会費は550円ですが、1年に1回でも使えば無料になるため、実質的な年会費は無料です。
年会費無料で使えるクレジットカードのなかでは限度額も100万円と多く、実績を積んでいけばさらに増やすこともできるため、使い勝手はよいといえます。
また、楽天ANAマイレージクラブカードは入会特典も豊富です。
新規入会特典で2,000ポイント、カード利用特典で3,000ポイントが付与されるため、入会して使うだけで5,000ポイントも貰うことができます。
5,000ポイントは実質5,000円の価値であるため、楽天市場などで好きな商品を購入したり、楽天ガスなどで公共料金の支払いに充てることも可能です。
日常生活の支払いでマイルを貯められる
楽天ANAマイレージクラブカードのANAマイルコースを選べば、日々の支払いで手軽にマイルを貯めることが可能です。
200円の支払いにつき1マイル貯まるため、例えば家賃10万円の支払いを楽天ANAマイレージクラブカードで行えば、毎月500マイルも獲得できます。
5,000マイルからエコノミークラスの航空券と交換できるため、日々の生活で発生する支払いをすべて置き換えれば、旅行へ行くコストを安くできるはずです。
楽天ポイントが貯めやすい
普段から楽天のサービスを利用している方は、楽天ANAマイレージクラブカードを使えば楽天ポイントを貯めやすくなります。
楽天には、各種サービスを利用するごとに還元率が上がる『スーパーポイントアッププログラム』と呼ばれるサービス、通称SPUがあります。
例えば、楽天ANAマイレージクラブカードを使い楽天市場で買い物した場合、通常はポイントが1倍のところ2倍になり、さらに初利用だと7,000ポイントが付与されます。
他にも、以下のサービスでポイント還元率が上がります。
楽天モバイル:3倍(初利用で4,000ポイント付与)
楽天モバイルキャリア決済:0.5倍
楽天ひかり:1倍(初利用で1,000ポイント付与)
楽天プレミアムカード:2倍
楽天銀行+楽天カード:1倍
楽天証券投資信託:0.5倍(初利用で1,000ポイント付与)
楽天証券米国株式:0.5倍
楽天ウォレット:0.5倍(初利用で500ポイント付与)
楽天トラベル:1倍
楽天市場アプリ:0.5倍
楽天ブックス:0.5倍(初利用で200ポイント付与)
楽天kobo:0.5倍(初利用で200ポイント付与)
Rakuten Pasha:0.5倍
Rakuten Fashionアプリ:0.5倍
楽天ビューティ:0.5倍
他にも、楽天がスポンサーを務めるスポーツチームが勝利した翌日はポイント2倍、セール中は最大で28倍になるなど、さまざまなイベントが開催されています。
また、SPUは対象サービスの条件を達成するだけで自動的に還元率が上がるため、何かに登録するなどの手間も不要です。
楽天ポイントは1ポイントにつき1円相当で使うことができ、楽天ペイのSuicaを利用すれば全国のバスや電車、マクドナルドやファミリーマートなどの提携店舗でも使えます。
手数料無料でANAマイルへ移行できる
楽天ANAマイレージクラブカードで貯めたポイントは、移行手数料なしでANAマイルへと変更できます。交換可能なポイント数の上限は、1ヶ月当たり20,000ポイントまでです。
また、楽天ポイントの有効期限は実質無制限であるため、ゆっくり貯めてからいざという時だけマイルへ変更するなど臨機応変に対応できます。
旅行へ行く予定がない時は楽天ポイント、飛行機を使う予定がある場合はマイルへ移行。このように、柔軟にポイントを使い分けられる点は大きなメリットです。
充実の海外旅行保険
楽天ANAマイレージクラブカードは年会費実質無料でありながら、海外旅行保険が充実しているメリットがあります。
海外旅行先で怪我や病気になった場合、日本と比べて医療費が数倍から数十倍になることは決して珍しくありません。そんな時、海外旅行保険は便利に活用できます。
楽天ANAマイレージクラブカードの海外旅行保険は無料であり、利用付帯になるためクレジットカードを使い航空券を取得している場合に利用可能です。
事前に購入する飛行機代で利用するのが一般的ですが、自宅から成田空港までのタクシーや電車、バスでの支払いに使用した場合なども含まれます。
万が一の事態に遭遇しても、海外旅行保険に加入していれば高い安心感があります。
【楽天ANAマイレージクラブカード】のデメリット
楽天ポイントやマイルが貯めやすく、年会費が実質無料などさまざまなメリットがある楽天ANAマイレージクラブカードですが、デメリットがあることも忘れてはいけません。
ボーナスマイルは貯まらない
楽天ANAマイレージクラブカードでは、ボーナスマイルを貯めることができません。
ボーナスマイルとは各航空会社が独自に提供しているサービスで、例えばANAでは、フライト利用や継続的な使用でマイルが付与されます。
ANAが発行する一般的なクレジットカードでは、入会時と継続時に1000マイル、登場時は運賃倍率×10%のマイルが付与されますが、楽天ANAマイレージクラブカードにはそれがありません。
あくまでも楽天ANAマイレージクラブカードは楽天カードの一種類であるため、マイルを貯めるという観点だけで考えれば、航空会社が発行するクレジットカードの方がお得です。
マイルコースを選ぶと楽天会員ランクが上がらない
楽天には全部で5種類の会員ランクがあり、ランクがアップすると誕生日に700ポイントが付与されるなど、さまざまな特典を受けられます。
レギュラーランク:ポイント対象の楽天サービス利用でポイントを獲得
シルバーランク:過去6ヶ月で200ポイント以上、かつ2回以上ポイントを獲得
ゴールドランク:過去6ヶ月で700ポイント以上、かつ7回以上ポイントを獲得
プラチナランク:過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得
ダイヤモンドランク:過去6ヶ月で4,000ポイント以上、かつ30回以上ポイントを獲得、かつ楽天カードを保有
会員ランクが上がるほどメリットが増える仕組みですが、楽天ANAマイレージクラブカードのANAマイルコースはランクアップの対象になりません。
ランクアップの対象は楽天ポイントの獲得であるため、楽天会員ランクを上げたいと考えている方は、楽天ポイントが付与されるコースを選択してください。
ANAマイルに交換できない楽天ポイントがある
楽天ANAマイレージクラブカードの利用で取得した楽天ポイントは、移行手数料なしでANAマイルへ変更できます。しかし、すべてのポイントが対象というわけではありません。
具体的には、キャンペーンで獲得した期間限定のポイントや、提携先から交換したポイントは含まれないため、いざという時に交換できないデメリットがあります。
ANAマイルへ交換できる楽天ポイントは、楽天市場で買い物をした際に付与されるような通常ポイントに限定されています。
【楽天ANAマイレージクラブカード】に関するよくある疑問をQ&Aで紹介
最後に、楽天ANAマイレージクラブカードに関するよくある疑問をQ&A形式で詳しく紹介します。
切り替えできる?
現在、楽天カードの違う種類を持っている方は、楽天ANAマイレージクラブカードへ切り替えることができます。しかし、なかには切り替え不可のクレジットカードもあります。
楽天カード・楽天PINKカード:切り替え可能
楽天プレミアムカード・楽天ゴールドカード:退会後、再申込が必要。
他には、楽天銀行カードも切り替えが可能で、切り替え時には手数料1,100円がかかります。詳しくは以下のページを確認してください。
⇒楽天カード『楽天ANAマイレージクラブカードに切り替えしたいのですが、どうしたらいいですか?』
コースは変更できる?
楽天ポイントコースとANAマイルコースは、いつでも自由に変更できます。コース変更後は、翌月に進呈されるポイントから変更後のコースが適用されます。
解約時に貯まっていたマイルはどうなる?
楽天ANAマイレージクラブカードに記載されている、ANAマイレージクラブお客様番号は自動的に無効となります。しかし、貯まっているマイルは口座を統合することで別で利用できます。
まとめ
楽天ANAマイレージクラブカードの基本情報や申し込み方法、利用するメリット・デメリットを紹介していきましたが参考になりましたか?
1枚4役の機能を有する楽天ANAマイレージクラブカードは、楽天ポイントとマイルのどちらを貯めるかを自身で選択できます。
また、移行手数料なしで楽天ポイントからANAマイルへと変更でき、年会費も実質無料となっているため、初めて持つクレジットカードとしても重宝できるでしょう。
楽天ANAマイレージクラブカードのメリットやデメリットを把握したうえで、ぜひ申し込むかどうかを検討してみてください。
※情報は2023年6月29日(公開日)時点のものです。