モバイルSuicaはJR東日本の交通系ICカード「Suica」がスマホで使えるアプリです。
鉄道はもちろん、普段のお買い物をスマホ一台で出来るのが一番の特徴で、かざすだけでお支払いが完了するためQRコード決済やクレジットカードよりも楽に使えます。
さらに利用金額の2%がポイント還元されるので、キャッシュレス生活を送りたい方にとっては必須と言えます。
しかし、モバイルSuicaと通常のカード型のSuica、どちらがメリットが大きいものなのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、モバイルSuicaのメリットに加え、通常Suicaとの違いやお得で便利な使い方まで詳細に解説します。
▼この記事でわかること ・モバイルSuicaの概要 ・Suicaの口コミ ・モバイルSuicaを利用するメリット ・モバイルSuicaを利用するデメリット ・通常のSuicaとモバイルSuicaの違い ・モバイルSuicaを利用する際の注意点 |
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モバイルSuicaのメリットの前に確認-モバイルSuicaとは-
モバイルSuicaのメリットの前に、まずはモバイルSuicaの基礎情報について知っておきましょう。
モバイルSuicaの概要
モバイルSuicaの特徴
ここでは、上記内容について深堀して解説します。
モバイルSuicaの概要
モバイルSuicaは、JR東日本が提供する交通系ICカード「Suica」の機能をスマートフォンに取り入れたサービスです。2006年にサービスが開始され、2023年3月の時点で発行数は2,000万枚を超えています。
このアプリを利用することで、物理的なSuicaカードを持ち歩くことなく、電車やバスの乗車、コンビニや自動販売機での支払いなど、Suicaカードと同じ機能をスマホで利用することができます。
モバイルSuicaの特徴
モバイルSuicaの特徴としては、以下の通りです。
- 対応するスマホのアプリタイプのSuica
- チャージはNEWDAYS、もしくはクレジットカード経由
- アプリなのでどこででも、グリーン券を購入できる
- 電車に乗るとき、グリーン券購入時に50円ごとに1ポイント貯まる
- 定期券購入時、50円ごとに1ポイント貯まる
一般的なカード型Suicaと比べて、モバイルSuicaは利用する毎にポイントを貯めることが可能です。
また、出先で急遽チャージしなければならなくなった際に、モバイルSuicaであればクレジットカード利用でその場でのチャージが可能です。
モバイルSuicaやSuicaを利用しているユーザーの口コミ
ここではモバイルSuicaやSuicaを利用しているユーザーの口コミをご紹介します。
良い口コミ
電車に乗っているだけでかなりたまる
毎日同じ駅に行くなら絶対スイカでポイントがお薦めです。ボーナスポイントが半端なく凄い。別にポイントに意識しなくて電車に乗っているだけで年間13000ポイントが溜まりました。
みん評
高還元率でどんどん貯まる!
仕事で全国各地に出張が多いため、駅中の飲食店やコインロッカーなどをかなり頻繁に使うので、利用することにしました。利用して驚いたのがポイント還元率の高さです。
駅中の店舗でポイントがどんどん貯まっていくのをレシートで確認すると、とても気分が良いです。ある程度貯まったら、Suicaへチャージしています。
1ポイントを1円でチャージできるのでお得です。ポイントのままでも、JR東日本のショッピングモールで買い物ができてとても便利です。
街中のイトーヨーカドーや紀伊国屋書店、コナカ、ヤマト運輸など、よく行くお店での買い物でもポイントがつくので嬉しいです。
みん評
ポイントが貯まりやすい!
特に買い物をしなくてもポイントが貯まっていくという点は他のポイントカードではあまり見かけないので、個人的にはとても魅力に感じています。もちろん買い物をしてもポイントの還元が受けられますが、スマートフォンで買い物をすれば還元率がさらにアップしているのでお得感のあるポイントサービスだと思います。カードタイプの人はモバイルタイプに切り替えた方がおすすめです。他にも定期券を購入するだけでもポイントがもらえるので、他のポイントカードと比べるとポイントは溜まりやすいと思います。ただ、電車の利用頻度が少ない方には、ポイントは溜まりづらいかもしれません。
みん評
イマイチな口コミ
謎
スマホにSuicaカードを登録したのにチャージしてもポイントが貯まらない。チャージした分のポイントはどこに消えていってるの、、、。
みん評
モバイルSuicaを利用するメリット-おすすめできるポイントは?-
モバイルSuicaを利用するメリットとしては、主に以下のものが挙げられます。
簡単にチャージが可能
定期券を購入可能
エクスプレス予約・スマートEXが使える
グリーン券を購入できる
チャージでポイントが貯まる
乗車でポイントが貯まる
ここでは、上記内容について深堀して解説します。
簡単にチャージが可能
モバイルSuicaには下記のチャージ方法があり、その中でもクレジットチャージなら、いつ、どんな場所でもSuicaにチャージできます。
- クレジットカードでチャージ
- オートチャージ
- 現金でチャージ
- JRE POINTからのチャージ
モバイルSuicaは、その便利な機能の一つとしてオートチャージを提供しています。しかし、オートチャージが実行されるのは首都圏のSuica・PASMOエリアの駅の改札内でのみです。
これは、通勤や通学などで電車を利用する際に、改札を通過するときに残高が不足している場合に自動的にチャージされるという機能です。
一方、お店やコンビニなどのレジでの支払い時には、オートチャージの機能は動作しません。
しかし、モバイルSuicaの真の利点は、その場でクレジットカードを使用して即座にチャージできる点にあります。
これにより、レジでの支払い時にSuicaの残高が不足している場合でも、アプリを開いてすぐにチャージすることでスムーズに支払いを完了することができます。
このように、モバイルSuicaは、オートチャージ機能とクレジットチャージの組み合わせにより、ユーザーにとって非常に便利な支払い方法を提供しています。
定期券を購入可能
モバイルSuicaを利用すると、定期券の購入もスマートフォン上で簡単に行うことができます。これにより、窓口や券売機での手間や待ち時間を省くことができ、非常に便利です。
モバイルSuicaで購入可能な定期券は、下記の通りです。
- 通勤定期券(割引を除く)
- 通学定期券(大学・専門学校生相当のみ)
- グリーン定期券
- 新幹線定期券(FREX・FREXパル) ※実習用の通学定期券は対象外
ただし、上記の定期券は大人用が対象であり、子供用はモバイルSuicaでは購入できないので、この点は理解しておきましょう。
エクスプレス予約・スマートEXが使える
『エクスプレス予約サービス』は、あらかじめパソコンや携帯電話などで予約をすることで、物理的なチケットを持たずに『EX-ICカード』や『プラスEXカード』を使って新幹線のゲートを通過することができます。
モバイルSuicaを通じて、『JR東海 エクスプレス予約』のメンバーシップ手続きや予約手続きは、スマホを使って手軽に実施できます。
しかし、モバイルSuicaを介してエクスプレス予約を活用する際、以下の点に注意が必要です。
- エクスプレス予約ができるのは、東海道・山陽新幹線(東京~博多間)
- モバイルSuicaに登録してあるクレジットカードが『ビューカード』であること
- その他のクレジットカードの場合、支払うカードが『エクスプレスカード』または『プラスEX』に登録してあるクレジットカードであること
- 年会費税込1,100円が必要
東海道・山陽新幹線(東京~博多間)をよく利用する方は、モバイルSuicaでエクスプレス予約サービスの会員登録をしておくといいでしょう。
グリーン券を購入できる
モバイルSuicaを利用すれば、いつでもどこでもSuicaグリーン券を購入することができます。
グリーン券をモバイルSuicaで購入する場合の手順は、以下の通りです。
- 『チケット購入』⇒『Suicaグリーン券』⇒『新規購入』を選択
- 『乗車駅』を1文字以上入力
- 表示された候補から『乗車駅』を選択する
- 次に『降車駅の入力へ』を押し、『降車駅』を1文字以上入力
- 表示された候補から『乗車駅』を選択する
- 購入内容を確認して『購入する』を押す
- Suicaグリーン券の購入完了
『初回取得』以外にも、前もって設定した5ルートを選んでの『クイックグリーンチケット』の購入や、過去の取引からの再取得『過去取得』も利用可能です。
返金を希望する際にも、モバイルSuicaを使用して手続きが行えるため、特定のカウンターに足を運ぶ必要がないのは大きな利点となっています。
チャージでポイントが貯まる
モバイルSuicaのチャージは、主にクレジットカードやデビットカードを使用します。
使用するカードによっては、チャージ毎にポイントが還元されることもあり、これがメリットとなります。
従来のカード型Suicaでの現金チャージを、モバイルSuicaのカードチャージに切り替えることで、継続的にポイントを獲得できます。
ポイントを効率的に増やしたい方は、モバイルSuicaの活用が推奨されます。特に、ビックカメラSuicaカード、JRE CARD、ルミネカードがおすすめです。
これらのカードを使用すると、Suicaへのチャージ時に1.5%の還元率でJRE POINTが加算されます。
獲得したJRE POINTは、1ポイント=1円のレートでSuicaに再チャージ可能です。
乗車でポイントが貯まる
2019年10月以降、JR東日本の列車をモバイルSuicaで利用すると、JRE POINTが自動的に加算される仕組みが導入されました。
特に、運賃に対して2%のポイントが獲得できるのは大変魅力的です。具体的には、50円の利用ごとに1ポイントが加算されます。
ポイントが獲得できる利用方法は以下のようになっています。
- JR東日本エリアの在来線を利用
- Suicaグリーン券の購入
- モバイルSuica定期券の購入
いずれの方法も、50円未満の利用だったとしても確実に1ポイントは貯まります。
モバイルSuicaはこの点がイマイチ-利用する上でのデメリット-
メリットが多いモバイルSuicaですが、もちろんいくつかのデメリットも存在します。
スマートフォンが無いと使えない
チャージにはネット回線が必要
機種変更時は引き継ぎが必要
ここでは、上記内容について深堀して解説します。
スマートフォンが無いと使えない
スマートフォンのバッテリーがなくなると、アプリを開けなくなるため、支払いができなくなるリスクがあります。
しかし、バッテリーが完全に0%になる前の短い間は、一時的に支払いが可能な場合もあるようです。電池切れを避けるために、外出時にはモバイルバッテリーを持参することをおすすめします。
チャージにはネット回線が必要
モバイルSuicaのチャージやチケット購入は、インターネット接続を必要とします。
そのため、接続が不安定な場所や接続できない場所では、操作が難しくなることがあります。
例えば、トンネル内の電車でのチャージは、接続が途切れることがあるので注意が必要です。接続可能な場所で再度試せば、問題なくチャージできます。
機種変更時は引き継ぎが必要
モバイルSuicaは現在のスマートフォンにリンクされているため、新しい機種に変更する際はデータの移行が必要です。
この移行作業は一見煩雑に思えるかもしれませんが、手順を追って行えば難しくはありません。
それでも、設定の変更や手続きが必要なので、事前に情報を確認しておくとスムーズに移行できます。
通常のSuicaとモバイルSuicaの違い
モバイルSuicaと通常のカード型のSuicaとでは、下記のような違いが存在します。
ここでは、上記内容について深堀して解説します。
持ち運びしやすさ
モバイルSuicaを使用すると、スマホにSuica機能が組み込まれるため、別途カードを持ち歩く必要がありません。
一方、カード型Suicaはポケットや財布に入れて持ち歩く必要があります。特に、カードがバッグの中や定期入れに入っている場合、改札時に取り出すのが面倒に感じることも。
シンプルに荷物を持ち歩きたい方には、モバイルSuicaが便利です。
デポジット(500円)の有無
カード型Suicaを購入する際には、デポジットとして500円が必要です。しかし、モバイルSuicaを始める際にはこの費用はかかりません。
ただ、モバイルSuicaを利用するための対応端末が必要な点は留意が必要です。
チャージのスピード・手間
カード型Suicaは、駅の券売機や精算機でチャージするか、VIEWカードを持っていればオートチャージが可能です。
モバイルSuicaには、EASYモバイルSuicaと通常のモバイルSuicaの2つのバージョンがあり、前者は主にNEWDAYSでのチャージ、後者はアプリからのクレジットカードチャージが主流です。
クレジットカードを持っている方は、通常のモバイルSuicaを選ぶと、チャージがより手軽になります。
ポイントが貯まる速度
カード型SuicaとモバイルSuicaの両方でJRE POINTを獲得できますが、モバイルSuicaの方がポイントが貯まる速度が速いです。
具体的には、鉄道利用時やグリーン車のチケット購入時に、モバイルSuicaは50円ごとに1ポイント獲得できるのに対し、カード型Suicaは200円ごとです。
さらに、モバイルSuicaでは定期券購入時も同様の還元率でポイントが獲得できるため、頻繁に利用する方にはモバイルSuicaがおすすめです。
モバイルSuicaを利用する際の注意点
モバイルSuicaを利用する上では、下記のような注意点があることを理解しておきましょう。
自動チャージができない
エラーを時々起こす
iPhoneとApple Watchで同じモバイルSuicaは使えない
会員サイトで手続きする必要がある
買い物の履歴が全て「物販」
ここでは、上記内容について深堀して解説します。
自動チャージができない
モバイルSuicaでの自動チャージは、特定のクレジットカード「Viewカード」を利用する場合のみ可能です。
さらに、この機能を活用するためには、首都圏や仙台、新潟のSuicaエリアやPASMOエリアの改札を通過する必要があります。
この改札を通過する際、設定した金額を下回ると自動的にチャージされます。
この機能を絶対に利用したい場合、該当エリアでの交通系ICカードの使用を検討すると良いでしょう。
エラーを時々起こす
特にiPhoneを使用しているユーザーから、通信環境が良好でもチャージ時にエラーが発生するという報告があります。
実際には正常にチャージされている場合でも、アプリ上ではエラーとして表示されることがあるようです。
このような問題に遭遇した場合、再度のチャージは慎重に行う必要があります。
iPhoneとApple Watchで同じモバイルSuicaは使えない
iPhoneとApple Watchの両方を持っている場合、モバイルSuicaを同時に利用することはできません。
一つのモバイルSuicaは一つのデバイスにしか紐づけられないため、両方のデバイスで利用する場合は、それぞれ別々のモバイルSuicaを発行する必要があります。
会員サイトで手続きする必要がある
モバイルSuicaでの支払いにより、2%のJREポイントを獲得できます。
しかし、これを実現するためには、JREポイントの会員登録とモバイルSuicaの連携が必要です。
そして、これらのポイントをモバイルSuicaにチャージする際には、JREポイントの公式サイトでの手続きが必要となります。
買い物の履歴が全て「物販」
モバイルSuicaを使用しての購入履歴は、鉄道利用時には乗車・降車駅が表示されますが、ショッピング利用時には「物販」という一般的な表示しかされません。
具体的な購入店や商品の情報は、この履歴からは確認できないため、注意が必要です。
モバイルSuicaのメリットに関するよくある質問は?
ここでは、モバイルSuicaのメリットに関するよくある質問について回答します。
多くのユーザーが疑問に思っている内容をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
モバイルSuicaと普通のSuicaはどっちがいい?
カード型SuicaとモバイルSuicaの間で、基本的な利用機能には大差はありません。
しかし、モバイルSuicaはスマートフォンに統合されているため、別途カードを持ち歩く必要がなく、支払いもスマホをタッチするだけで完了します。
一方、カード型Suicaを使用する際には、残高の確認やチャージのために専用の端末を探す手間が生じます。
手間を最小限にしたいユーザーには、モバイルSuicaが便利でしょう。
モバイルSuicaとカードSuicaのどちらがお得?
カード型SuicaとモバイルSuicaのポイント還元率を比較すると、モバイルSuicaの方が高い還元率を持っています。
具体的には、カード型は200円ごとに1ポイント、モバイルSuicaは50円ごとに1ポイントが貯まります。
この点からも、新たにSuicaを取得する際や、カードを紛失した場合などには、モバイルSuicaを選択するのが経済的にも有利です。
モバイルSuicaの維持費はいくら?
以前、モバイルSuicaの利用には年間1,030円(税込)の維持費が必要でしたが、2020年2月26日からは、特定のクレジットカードを除き、年会費が無料となりました。
従って、現在はチャージにかかる実際の利用料金以外、追加の維持費は発生しません。
まとめ:モバイルSuicaは毎日Suicaを利用する人にはメリットが多い-
モバイルSuicaは、JR東日本が提供するSuicaのスマートフォン版アプリです。
このアプリを利用することで、鉄道の利用はもちろん、ショッピング時にもスマホをタッチするだけで支払いが可能になります。
従来のSuicaカードとは異なり、クレジットカードを利用して直接アプリ上でチャージができるため、券売機や店頭での手間を省くことができます。
さらに、JREポイントとの連携を活用することで、利用金額の2%がポイントとして還元されるメリットもあります。
一方で、アプリにはエラーが生じることがあったり、自動チャージの選択肢が限定されているなどのデメリットも存在します。
しかし、これらの点を考慮しても、モバイルSuicaの利便性は非常に高く、キャッシュレス決済をよりスムーズに行いたい方にはおすすめのアプリと言えるでしょう。
キャッシュレス生活をより便利に、効率的に進めたい方は、モバイルSuicaの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
※最終更新 : 2024年09月04日。現在の詳しいサービス情報については各サイトでご確認ください。