不用品を手軽に販売できるフリマアプリ。配送などの手間はかかりますが、自分が定めた金額で販売できるのが魅力です。
しかし、自分が設定した価格で商品を販売できる利点がありますが、フリマアプリの多様性や手数料、安全性などについて悩むこともあるでしょう。
そこで、各フリマアプリの特徴や手数料を比較しながら、おすすめのアプリを紹介します。
また、フリマアプリを使う際の注意点やよくある質問についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
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フリマアプリとはそもそもどんなもの？-知っておきたい基礎知識-
フリマアプリは「フリーマーケット・アプリ」の略で、オンライン上で個人間での売買を提供するアプリを指します。
主に中古商品の取引が行われ、価格は通常低く設定されています。これにより、購入者はお得に商品を入手し、出品者は不要な物を捨てずに譲渡できます。
フリマアプリは実店舗では見つけにくいレアなコレクションアイテムから、使用期間の短いベビーグッズ、家具など多岐にわたる商品が取引されており、ウインドウショッピングのように商品を眺めるだけでも楽しむことができます。
このようなアプリは、商品を売りたい人と探している人を簡単につなげ、持ち主が変わることでリサイクルや再利用の機会を提供しています。
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フリマアプリを利用するメリット-利用する上でのおすすめポイントは？-
フリマアプリを利用して出品するメリットは、下記の3つが挙げられます。アンダーライン1
不用品を現金化できる
まず、フリマアプリを使えば不用品を簡単に現金化できます。洋服、家具、家電、本など、幅広いジャンルの商品を売ることができるため、不用品を捨てるよりもお得に処分できるでしょう。
そのため、不用品が多く処分に困っている人や、不用品を売ってお金に変えたい人におすすめです。
自分で価格を設定できる
フリマアプリでは、自分で商品の価格を設定することができます。適正価格よりも高く設定することも可能です。
そのため、リサイクルショップなどで不用品を処分するよりも高く処分できます。
自分で処分する金額を決めたい人にも、フリマアプリはおすすめです。
スキマ時間で作業ができる
最後に、スキマ時間で作業ができる点もフリマアプリのメリットでしょう。
フリマアプリでは空いた時間で商品の出品や、購入者とのやりとりが行えます。そのため、通勤時間やお昼休憩の時間など、ちょっとしたスキマ時間で作業可能です。
管理・メンテナンスなどが不要なので、まとまった時間が取れない人でも利用できることもメリットのひとつでしょう。
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フリマアプリを利用するデメリット-利用する上でイマイチなポイントは？-
フリマアプリのデメリットは、時間的なデメリットと対人関係によるデメリットの2つに分類されます。
時間的なデメリット
まず、時間的なデメリットです。フリマアプリは商品の撮影、商品説明の記載、価格設定、梱包・発送など、出品には手間が掛かります。
また、商品を出品したとしても、売れるかどうかは分かりません。売れたとしても、販売価格が低く利益に繋がらないこともあるでしょう。
そのため、フリマアプリには時間だけを浪費してしまうリスクがあります。
対人関係によるデメリット
フリマアプリには対人関係によるデメリットも存在します。多くのフリマアプリでは、お客さんと直接コミュニケーションを取らなければいけないからです。
そのため、商品説明と実際の商品状態が異なったり、商品が配送中に破損したりなどでトラブルに繋がるケースも少なくありません。
また、購入者や出品者が、相手に対して不当な評価をつける可能性があります。
フリマアプリによってはトラブルの対応をしっかり行ってくれないこともあり、対人関係によるデメリットもあるといえるでしょう。
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おすすめできるフリマアプリの選び方
ここでは、フリマアプリを選ぶ上で重視したいポイントについて解説します。
選び方をしっかりと把握したうえで、自身にとって最適なフリマアプリを利用しましょう。
利用者数が多いか
どれだけ素晴らしいアイテムを出品しても、それを求める人がいなければ売れることはありません。したがって、注目すべきポイントは利用者数です。
メルカリやラクマなど、多くのユーザーが利用するアプリを選ぶことで、売れる可能性が高まります。
また、トレーディングカードの場合は「magi」、スニーカーの場合は「スニーカーダンク」のように、特定のジャンルに特化したアプリを利用することも、アイテムが売れやすくなる方法の一つです。
特定のジャンルに特化したアプリでは、アイテムに関心を持っているユーザーが多く集まっており、需要と供給がマッチしやすくなります。
販売手数料が安いか
フリマアプリを利用する際、販売した金額に対して手数料が引かれることを考慮することは重要です。できるだけ多くの収益を得たい場合、販売手数料が低いアプリを選択することが有益です。
メルカリは10％の販売手数料が掛かりますが、一方でPayPayフリマは5％と、手数料がメルカリの半分以下のアプリも存在します。
このため、戦略的に考えるなら、まず販売手数料の低いPayPayフリマで出品し、売れなかった場合にメルカリを利用するという方法も一つの選択肢です。
需要が高く、手数料が低いアプリを選ぶことで、利益を最大化できるかもしれません。
出品や発送が簡単か
フリマアプリを利用する際、出品や発送にかかる手間が一つの課題となりますが、各アプリはユーザーが手軽に出品できるよう、さまざまな便益を提供しています。
例えば、商品のバーコードを読み取って自動的に商品情報を入力するバーコード出品機能などがあります。また、発送方法に関しても、宛名を書かずに送ることができる方法を採用しているアプリも多いです。
メルカリやラクマなどでは、宛名を書かずに発送できるため、販売時の負担が軽減されます。
これらのサービスを活用することで、出品や発送にかかる手間を最小限に抑えることが可能です。
トラブル対策が備わっているか
フリマアプリを利用する際、個人情報の流出が心配な方もいるかもしれません。
しかし、アプリによって発送方法は異なりますが、メルカリやラクマなどのアプリでは匿名での発送が可能です。そのため、購入者に名前や住所が知られてしまう心配はありませんし、安心して商品を配送することができます。
さらに、多くのフリマアプリは支払いの仲介を行っており、アイテムを送ったにも関わらず購入代金が支払われないといったトラブルを避けるための仕組みを提供しています。
これにより、安全な取引環境が整っており、信頼性の高い取引が行えるのが特徴です。
売上金の受け取り方法が選べるか
売上金を銀行に振り込んでもらうには、基本的に手数料がかかります。
そのため、振り込み以外で売上金が使えるアプリを選ぶことで、無駄な手数料を支払う必要がなくなります。
銀行振り込み以外の方法で売上金が使える主なアプリは以下の通りです。
- メルカリ:メルペイ
- ラクマ:楽天キャッシュ
- PayPayフリマ:PayPay
上記の3つのアプリなら、売上金から手数料を引かれずにコンビニなどの店舗で使えます。
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おすすめできるフリマアプリ10選-今すぐ出品できるアプリはどれ？-
ここでは、今すぐ出品・購入ができる、おすすめのフリマアプリを紹介します。
フリマアプリはそれぞれに特色がありますので、自身の目的に合ったものを選びましょう。
メルカリ
メルカリは、日本最大規模のフリマアプリです。ゲーム・おもちゃから本、アパレル、家具に至るまで幅広い商品が出品されています。
そんなメルカリのメリットは、利用者の多さ。2023年の発表によると、月間ユーザー数は2,200万人以上、累計出品数は30億品を突破しており、フリマアプリとしての規模は最大級です。
利用者が多いため、出品した商品が購入されやすいというメリットがあります。手数料が高いことがデメリットですが、幅広い商品を出品したい人には、メルカリがおすすめです。
スニーカーダンク
「スニーカーダンク」は、スニーカー専門のフリマアプリであり、月間ユーザー数が350万人を超える非常に人気のあるアプリです。このアプリは、スニーカーを販売したいユーザーにとって非常に適していると言えます。
スニーカーダンクの特徴は、プロの鑑定士が介在し、本物と鑑定されたスニーカーのみが販売できる仕組みです。そのため、販売後に「偽物を売られた」といったトラブルの心配がほとんどありません。
また、サービスを利用すればするほど、販売手数料が安くなることもメリットです。主にスニーカーを出品したい人は、ぜひスニーカーダンクを検討してみてください。
PayPayフリマ（Yahoo!フリマ）
PayPayの親会社であるYahooが運営するPayPayフリマ（Yahoo!フリマ）は、2019年にサービスを開始した比較的新しいフリマアプリです。
このアプリの最大の魅力は、販売手数料が非常に安いことです。通常、他のアプリでは販売価格の一部を手数料として引かれることが多い中、PayPayフリマは販売価格のわずか5％しか手数料がかかりません。
たとえば、1万円のアイテムが売れた場合、他のアプリでは手数料として1,000円引かれてしまいますが、PayPayフリマ（Yahoo!フリマ）ならわずか500円の手数料です。
さらに、銀行振り込みをする際には1回100円の手数料がかかりますが、PayPay銀行への振り込みは無料です。
また、一般的には複数のフリマアプリへ同時に出品することが禁止されていますが、PayPayフリマ（Yahoo!フリマ）はヤフオク！との同時出品が可能なのも特徴の一つです。
楽天ラクマ
楽天ラクマは、楽天グループが運営するフリマアプリです。2012年7月にサービスを開始した日本初のフリマアプリ「フリル」と、楽天の旧「ラクマ」が統合して2014年7月に生まれました。
楽天ラクマの販売手数料は6%と、他のフリマアプリと比較すると安くなっています。また、楽天銀行口座を振込口座に指定すれば、1万円以上の振り込み手数料が無料になる点も魅力です。
女性ユーザーが多いフリマアプリなので、女性向きの商品が男性向き商品よりも売れる傾向にあります。
楽天経済圏を利用している人や、女性向けの商品を販売したい人におすすめです。
ヤフオク!（Yahoo!オークション）
ヤフオク!（Yahoo!オークション）は日本最大級のネットオークションサービスであり、オークションのイメージが強いですが、価格を設定して販売するフリマ出品にも対応しています。
販売手数料は一般的なフリマアプリに比べて高く、10％ですが、Yahoo!プレミアム会員になることで手数料が8.8%に割引されます。
また、売上金の振り込み手数料はPayPay銀行宛への振り込みなら無料で、その他の銀行宛への振り込みの場合は1回あたり100円がかかります。
ヤフオク!（Yahoo!オークション）は多くのユーザーとの取引機会があり、幅広い商品が出品されているため、買い手・売り手ともに充実感のあるプラットフォームと言えるでしょう。
magi
magiは、トレーディングカードやゲーム関連アイテムに特化したフリマアプリです。
このアプリでは、購入されたカードが一度magiの運営事務局に送られ、本物と確認されたアイテムのみが販売可能となる「あんしん取引」が行われています。
この仕組みにより、販売者と購入者の両方にとって安心感が提供され、偽物のトレーディングカードを販売したり、購入したりするトラブルを回避できます。
さらに、購入者にとっても偽物を買わされる心配がないため、高価なトレーディングカードなどの価値のあるアイテムが売れやすい環境が整っています。
モバオク!
モバオク!は、DeNAグループが運営する月額制のオークションサイトです。
利用するためには月額330円がかかりますが、販売手数料や振り込み手数料は無料です。
一般的な販売手数料が5％のアプリでは、1万円の売り上げに対して500円の手数料がかかりますが、モバオク!ではその分の手数料を節約できます。
ただし、アイテムが売れない場合でも月額330円は支払わなければならないため、確実に売れるトレンドアイテムや定番アイテム以外を出品する場合は、損をする可能性があることに注意が必要です。
もし「売れるかどうかはわからないけど、試しに出品したい」という場合は、他のフリマアプリを検討することがおすすめです。
ジモティー
ジモティーは地域内で不用品の譲渡や売買ができる掲示板サービスです。
販売手数料は5％で、銀行への振り込み手数料は1回210円がかかります。
ただし、対面での取引を行う場合、手数料は一切かかりません。ジモティーの最大の特徴は、直接会ってアイテムや金銭を受け渡すことができる点です。この方法を利用すると、売買手数料を節約できます。
minne
minneは、ハンドメイド品専門のフリマアプリです。このアプリではハンドメイド品だけが出品されており、ブランド品などは扱われていません。
そのため、一般的な店舗やオンラインショップでは手に入らない、唯一無二のハンドメイドアイテムを見つけることができます。自分だけの特別なアイテムを求めている方にはぴったりのアプリです。
また、minne内ではハンドメイドに関連した記事も読むことができ、ハンドメイド愛好家にとっては情報を共有する場としても楽しめます。
Creema
Creemaは、2万人以上のクリエイターが参加し、70万点以上のハンドメイド作品が提供されているプラットフォームです。さまざまな商品カテゴリから自分の欲しいオリジナル商品を見つけることができます。
Creemaの特徴の一つは、個人のクリエイターが多く参加しているため、商品に関する質問やカスタムオーダーをしやすいことです。クリエイターとのコミュニケーションを通じて、自分だけの特別なアイテムを制作できるかもしれません。
オリジナルでユニークな商品を探している方には、Creemaがおすすめです。
おすすめフリマアプリに関するよくある質問は？
ここでは、おすすめフリマアプリ判に関するよくある質問について解説します。
ユーザーからよく出る悩みについて解答しましたので、ぜひ参考にしてください。
フリマで上手に売るコツは？
フリマアプリで商品を上手に販売するためのポイントは、以下の通りです。
- プロフィールをしっかり書く
- 写真は角度を変えてたくさん載せる
- キーワードを意識する
- 出品するタイミングに注意する
- 価格設定のリサーチを行う
- 問い合わせには誠実に対応する
- アプリごとの売れ筋商品を意識して出品する
- セット売りなどの工夫をする
- 発送は早く丁寧に行う
- 取引実績を作る
「なかなか売れない」という方は、上記ポイントを一つずつ確認していきましょう。
フリーマーケットで売ってはいけないものは何ですか？
多くのフリマアプリでは、共通して以下の様な商品の販売を寄生しています。
- 販売に免許、許可や届出が必要なもの（危険物・医薬品・化粧品・金券・タバコ・酒類・動植物など）
- 違法なもの（偽ブランド商品・海賊版ソフト・麻薬・盗品・壊れたもの・銃など）
- 公序良俗に反するもの（アダルト商品・その他風紀を乱すもの）
- 食品及び飲食物調理品
- 生き物（魚・昆虫など）
- モデルガン・エアーガン・刃物（模擬刀含む）
- 高額ブランド品（新品・中古問わず）
ほとんどの商品は上記に該当しないとは思いますが、不安な方はしっかりと確認しておきましょう。
【CTA：当サイトおすすめのフリマアプリを利用してみる】
まとめ：フリマアプリは複数利用がおすすめ-規約とルールはしっかり理解しよう-
フリマサイトではメルカリが圧倒的にシェア率が高くなっています。
スマートフォンがあれば誰でも簡単にアイテムを出品でき、多くのユーザーがいるので、売り物がすぐに見つかります。
また、販売が初めての方には、最初にメルカリを試すことをお勧めします。
メルカリに慣れたら、他のサイト（ヤフオク、PayPayフリマ、ラクマ等）も試してみて、自分に最適なプラットフォームを見つけるのも良いアイディアです。
ぜひこの記事を参考にして、フリマアプリを活用してみてください。
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※情報は2023年11月8日（公開日）時点のものです。
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