Amazon Mastercardの特徴とは?メリットとデメリットを紹介!

クレジットカード
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大手ECサイト「Amazon」が提供するAmazon Mastercardは、Amazonでの利用に特化したクレジットカードです。
普段からAmazonで買い物をしている方であれば、ポイントの還元率やその使い勝手が気になるという方も多いのではないでしょうか。
2021年11日1日以前は、「Amazon Mastercardクラシック」と「Amazon Mastercardクラシックゴールド」の2種類ありましたが、サービスリニューアルに伴い廃止となりました。
この記事では、サービスリニューアル後に誕生したAmazon Mastercard(Prime Mastercard)の基本情報や申し込み方法、メリットやデメリットなどについて詳しく解説します。

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【Amazon Mastercard】の基本情報

Amazon Mastercardは、大手ECサイト「Amazon」が提供しているクレジットカードです。

三井住友カード系列のクレジットカードであり、申し込みから審査手続きまですべて三井住友カードが担当します。即日審査サービスを実施しており、早ければ申し込み当日から利用することも可能です。

Amazon Mastercardの基本情報は以下の通りです。

年会費 永年無料
ポイント還元率 1.0%~2.0%
国際ブランド Mastercard
ショッピング利用可能枠 10万円~200万円
キャッシング利用可能枠 5万円~300万円
ポイントの使い道 Amazonで利用可能
会員ランク 非プライム会員
プライム会員
付帯保険 ショッピング補償:最高200万円
海外旅行傷害保険:最高2,000万円
締め日・支払い日 末日締め・26日払い
スマホ決済対応 Apple Pay、Google Pay、Amazon Pay、楽天Pay、iD、Mastercard®コンタクトレス
電子マネー/
QRコード決済連携
Suica、楽天Edy、PayPay、楽天ペイ、d払い、SMART ICOCA、nanaco、
ETCカード発行 無料
公式サイトURL https://www.amazon.co.jp/

年会費

Amazon Mastercardは年会費無料で利用できます。

以前までは初年度が無料、翌年度以降は1,375円という内容でしたが、2021年11月1日のサービスリニューアルに伴い、永年無料となりました。

また、連携するETCカードについても、以前は初年度無料、翌年度以降は550円の料金がかかっていましたが、サービスリニューアル後はAmazon Mastercard同様、永年無料となります。

家族カードはこれまで同様、最大3名分まで無料で作成可能であり、本会員と同じサービスと機能が利用できます。

ポイント還元率

Amazon Mastercardのポイント還元率は、1.0%〜2.0%であり、Amazon利用時とコンビニ利用時、通常利用時で変動します。

Amazon利用時の場合、プライム会員であれば2.0%、非プライム会員であれば1.5%となっており、還元率を最大限引き上げることが可能です。

コンビニ利用時については1.5%の還元率となっており、利用金額200円につき3ポイントがAmazonアカウントに自動加算されます。

また、通常利用時は1.0%の還元率となっており、利用金額100円につき1ポイント獲得できます。

獲得したポイントはAmazonで1ポイント1円として利用可能です。

一般的なクレジットカードのポイント還元率は0.5%といわれているため、Amazon Mastercardは全体的にポイント還元率は高いといえるでしょう。

付帯保険

Amazon Mastercardには、ショッピング補償と海外旅行傷害保険、2種類の保険が付帯されます。

ショッピング補償とは、カードで購入した商品の破損や盗難などの損害を補償する保険であり、Amazon Mastercardの場合は最大で年間200万円まで補償されます。

1事故あたり3,000円の免責金はかかりますが、ネットショッピングで購入する一般的な商品の損害も補償してくれるため、気軽に利用できます。

海外旅行損害保険とは、旅行先でのケガや事故などのトラブル発生時に補償する保険であり、Amazon Mastercardでは最大で2,000万円まで補償されます。

海外旅行傷害保険の詳しい内容は以下の通りです。

傷害死亡・後遺障害:最高2,000万円
傷害治療費用:50万円
疾病治療費用:50万円
賠償責任:2,000万円
携行品損害(免責3,000円):15万円
救援車費用:100万円

手厚い補償があるため、海外旅行時でも安心ですが、事前に旅費等を当該クレジットカードで決済しておくことが適用の条件となるため、注意が必要です。

キャッシング

Amazon Mastercardではキャッシングが利用できます。

利用可能枠は5万円〜300万円と幅広く、ニーズに合わせて自由に利用可能です。また、海外キャッシュサービスも備わっているため、海外旅行時でも安心です。

キャッシングの詳しい概要は以下の通りです。

利用枠 実質年率 返済方法
100万円~300万円 15.0% ・毎月元利定額返済
・ボーナス月元金増額返済
5万円~90万円 18.0% ・毎月元利定額返済
・ボーナス月元金増額返済
10万円~50万円(海外キャッシュ) 18.0% ・元利一括返済

資金使途は自由であり、担保も保証人も不要で利用できます。

ただし、利用するためには所定の審査があるため、必ずしも希望の金額を利用できるとは限りません。

キャッシングは緊急時や入用の際に役立ちますが、実質年率が返済金額に上乗せされるため、利用時は注意しましょう。

限度額

Amazon Mastercardでは、10万円〜200万円の限度額が設定されています。

クレジットカードの申し込み時は、所有者の利用頻度や普段の利用額などが判断できないため、初期限度額は低い額に設定されるケースが多いです。

ただし、所有者の職業や年収、これまでのクレジットカードの利用状況が良い場合は、滞納や遅延などのリスクが低いと判断され、初期限度額が高く設定されることもあります。

途中から限度額を引き上げることは可能であり、会員サイトもしくは電話で申し込み手続きができます。

しかし、こちらも申し込み時と同様、所定の審査があるため、必ずしも希望の限度額まで引き上げられるとは限らないため、注意が必要です。

【Amazon Mastercard】の申込み方法

Amazon Mastercardは、Amazonの公式サイトから簡単に申し込めます。

まずはじめに、本人確認のために以下の書類を用意する必要があります。

本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートなど顔写真付きのもの)
銀行口座確認書類(通帳やキャッシュカードなど、口座番号がわかるもの)
収入証明書(キャッシングを利用する場合)
保護者の同意(未成年者の場合)

必要書類が用意できたら以下の流れでAmazon Mastercardの申し込みを行います。

公式サイトへ行き、申し込みページを開く
基本情報を入力(氏名、住所、電話番号、職業など)
勤務先または所属する学校の情報を入力
入力情報の確認および同意
審査結果がメールにて届く
クレジットカードが自宅に郵送される

Amazonでは、最短で数分以内にテンポラリーカードを発行する、即時審査サービスを実施しており、場合によっては申し込みしたその日からクレジットカードが使えます。

ただし、これはあくまで即日発行できるというだけで、必ずしも当日からクレジットカードが利用できるわけではないため、注意が必要です。

審査に通ればおよそ1週間ほどで物理的なカードが簡易書留で自宅に届きます。

【Amazon Mastercard】のメリット

Amazon Mastercardには、他のクレジットカードにはないメリットが多くあります。

ここでは、Amazon Mastercardのメリットを5つ紹介します。

年会費が永年無料

Amazon Mastercardは年会費が永年無料で利用可能です。

以前までは初年度が無料で、2年目以降に年会費が発生する形になっており、前年度に1回以上のカード利用があれば、年会費が無料になるというものでした。

しかし、サービスのリニューアルに伴い、年会費が永年無料となり、日常的にクレジットカードを使わない方でも負担なく利用できるようになりました。

ポイント還元率が高い

Amazon Mastercard最大のメリットは、その高いポイント還元率です。

Amazonでの買い物時に利用すれば、プライム会員は2.0%、非プライム会員であれば1.5%のポイントが還元されます。

さらに、コンビニ(セブンイレブン、ファミリーマート、ローソン)で利用すれば利用金額の1.5%が還元され、効率的にポイントを貯めることが可能です。

Amazonやコンビニをよく利用される方であれば、Amazon Mastercardの恩恵は大きいといえます。

即時審査サービス

Amazon Mastercardの申し込み時には、即時審査サービスが利用できます。

これは、審査が完了するまでの時間が短いことを意味しており、最短で3分ほどで完了する場合もあります。

Amazonのセール中やお得なキャンペーンが開催されている時など、すぐにでもクレジットカードを利用したいという方には便利なサービスです。

ただし、審査に即日通ったとしても、物理的なカードが届くまでに時間がかかるため、当面の間はテンポラリーカードを利用することになります。

テンポラリーカードはあくまで仮のクレジットカードで性質上、利用限度額が3万円に設定されているため、注意が必要です。

ポイントを利用すれば有効期限が延長される

Amazonポイントは基本的に1年で有効期限が切れてしまいます。

しかし、Amazon Mastercardを使い貯めたポイントを利用すれば、既存のポイントの有効期限が延長されます。

また、クレジットカード利用時に獲得したポイントは自動的にAmazonアカウントに加算されるため、交換漏れや使い忘れなどのリスクが発生しません。

1ポイント1円として利用可能

Amazon Mastercardを利用して獲得したポイントは、1ポイント1円としてAmazonで利用できます。

ポイントは自動的に反映されるため、特別な操作は必要なく、Amazonでの決済時に「ポイントを利用する」をクリックするだけで簡単に使うことが可能です。

ただし、獲得したポイントはAmazonでしか使えないため、注意が必要です。

【Amazon Mastercard】のデメリット

メリットが多いAmazon Mastercardですが、デメリットも存在します。

ここでは、Amazon Mastercardのデメリットを5つ紹介します。

Amazonやコンビニを利用しない人は恩恵を受けにくい

Amazon Mastercardは、Amazonやコンビニで利用した際に高いポイント還元率を発揮します。

しかし、Amazonやコンビニで普段買い物をされない方であれば、還元率を活かすことは難しくなります。

また、貯まったポイントはAmazonでしか使用できないため、Amazonの日常的なユーザーじゃない限り、Amazon Mastercardの恩恵は受けにくいといえるでしょう。

ゴールドカードが廃止

サービスリニューアルに伴い、「Amazon Mastercardクラシック」と「Amazon Mastercardクラシックゴールド」が廃止となりました。

ゴールドカードには高い年会費が設定されていましたが、プライム会員資格の自動付与やラウンジサービスなどの特典がついており、メリットと感じていた方も少なくありません。

現在は一般会員しかなく、ゴールドカードについていたような特典は現在廃止になっています。

特典目当てでクレジットカードを作成しようと考えているのであれば、Amazon Mastercardはニーズに合わない可能性があります。

国内旅行保険がない

Amazon Mastercardには、海外旅行傷害保険が付与されていますが、国内旅行については一切補償がありません。

海外旅行時は手厚い補償があるため、海外旅行に頻繁に行く方であれば恩恵がありますが、国内旅行がメインという方にとってはデメリットであるといえるでしょう。

国内旅行の補償が目当ての方は、年会費無料で自動付与しているクレジットカードもあるため、Amazon Mastercard以外の選択肢を検討してみると良いでしょう。

電子マネーのチャージはポイント付与がない

Amazon Mastercardを利用してさまざまな電子マネーサービスにチャージができますが、ポイントの付与はされません。

Amazon Mastercardでは、iD決済が使えますが、これはあくまでチャージができるだけのことであり、一体型のカードではないため、ポイント付与の対象外になります。

楽天Edyやnanacoなども同様であるため、チャージ目的でクレジットカードの申し込みをしようと考えている方は、他の選択肢を検討してみても良いかもしれません。

利用明細をAmazonで確認できない

Amazon Mastercardの申し込みを考えている方であれば、Amazonの公式サイトで明細の確認をしたいと考えている方も多いのではないでしょうか。

残念ながら、Amazon Mastercardの利用明細はAmazonの公式サイトで確認することはできません。

なぜなら、Amazon Mastercardは三井住友カードが発行しているからです。

三井住友カードが発行しているため、当然利用明細も三井住友カードのサイトで確認しなければなりません。

ワンストップですべて管理したいと考えている方にとって、これは大きなデメリットといえるでしょう。

【Amazon Mastercard】は全部で2種類

Amazon Mastercardはサービスのリニューアルに伴い、「Amazon Mastercardクラシック」と「Amazon Mastercardクラシックゴールド」が廃止になり、現在は「Amazon Mastercard」と「Amazon Prime Mastercard」の2種類になりました。

どちらのカードであっても、Amazonポイントの還元は受けられるため、基本的に違いはほとんどありません。

唯一の違いはその還元率であり、Amazonで利用時「Amazon Prime Mastercard」は2.0%、「Amazon Mastercard」は1.5%となっています。

これはプライム会員か非プライム会員かの違いであり、途中からプライム会員資格を得れば、2.0%の還元率を利用することが可能です。

【Amazon Mastercard】に関するよくある疑問をQ&Aで紹介

最後に、Amazon Mastercardについての気になる疑問をQ&A方式で紹介します。

Amazon Mastercardの年会費はいくら?

Amazon Mastercardはサービスのリニューアルに伴い、年会費が永年無料になりました。

非プライム会員であっても年会費は永年無料であるため、コストをかけずに気軽にクレジットカードを利用することができます。

Amazon Mastercardの審査はどれくらいかかる?

Amazon Mastercardの審査は最短で3分で完了する場合があります。

これは即時審査サービスによるものであり、営業時間内の申し込みであれば、比較的早い段階で審査結果を受け取れます。

審査に通ればテンポラリーカードが発行され、3万円まで利用可能です。

物理的なカードについては簡易書留で自宅に1週間前後で届きます。

Amazon Mastercardは何歳から申し込める?

Amazon Mastercardは、高校生を除く満18歳以上の方であれば申し込みできます。

申し込み時は、最低でも本人確認書類と銀行口座確認書類が必要になるため、事前に準備してから申し込み手続きを行うようにしましょう。

家族カードは作れる?

Amazon Mastercardでは、プライム会員、非プライム会員問わず、家族カードを最大で3枚まで作成できます。

申し込み手続きは無料のため、必要に応じて発行することが可能です。

入会特典はある?

Amazon Mastercardに新規で申し込みをするとポイントがプレゼントされる場合がほとんどです。

時期やキャンペーンの有無によって変動しますが、2,000〜7,000ポイントまで獲得可能です。

入会特典目当ての方であれば、入会時期を慎重に選ぶことをおすすめします。

まとめ

年会費が永年無料で利用できるAmazon Mastercardには、高いポイント還元率や即時審査サービスなど、さまざまなメリットがあります。

特に日頃からAmazonをよく利用されている方であれば最大で2.0%のポイントが還元されるため、効率良くAmazonポイントを貯められます。

ポイントも自動でAmazonアカウントに加算されるため、交換漏れや使い忘れなどのリスクがありません。

Amazonのヘビーユーザーであれば、ぜひAmazon Mastercardを検討してみてください。

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※情報は2023年6月29日(公開日)時点のものです。

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