ヤフーカードの後継として登場したPayPayカードをご存知でしょうか?PayPayカードは、PayPayユーザーのためのクレジットカードです。
PayPayと連携して利用すれば、PayPayポイントがより多く、よりお得に取得できます。チャージ不要でPayPayを利用できる、デザインがスタイリッシュで番号レスなど、複数の利点が備わっているのもポイントです。
この記事では、PayPayカードの特徴やメリット・デメリット、各種カードの詳細を徹底的に解説します。PayPayを日常的に利用している方は、ぜひ最後までご覧ください。
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【PayPayカード】の基本情報
PayPayカードは、PayPayユーザーのためのクレジットカードです。PayPayカードとPayPayを連携させることで、アプリの利便性を高め、PayPayポイントをより効率的に取得できます。
そもそもPayPayはQRコード決済の1つで、ソフトバンクとヤフーが共同で設立した「PayPay株式会社」が運営するサービスです。スマートフォンにQRコードを表示させることで、誰でも簡単に電子決済が行えます。
このPayPayをよりお得に、より便利に利用するためのクレジットカードとして、2021年12月1日にPayPayカードが登場しました。PayPayカードの基本情報は以下の通りです。
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
限度額 | – |
ポイントの使い道 | PayPay加盟店 |
会員ランク | PayPayカード ゴールド |
付帯保険 | なし |
締め日・支払い日 | 月末締め・翌月27日払い |
スマホ決済対応 | Apple Pay |
電子マネー/ QRコード決済連携 |
PayPay |
ETCカード発行 | 有料、1枚あたり年間550円(税込み) |
PayPayカードの特徴を詳しく見ていきましょう。
年会費
PayPayカードは年会費永年無料のクレジットカードです。1年間で1度も利用しなかったとしても、年会費は一切発生しません。
また、家族カードも無料で発行することが可能です。ETCカードは最大5枚まで発行できますが、1枚につき年会費550円(税込み)が発生します。家族カードもETCカードも、PayPayカードの会員メニューから申込できます。
ポイント還元率
PayPayカードのポイント還元率は1.0%なので、年会費永年無料のクレジットカードの中では高い傾向にあります。さらにPayPayあと払いを利用すれば、ポイント還元率は最大1.5%になります。
クレジットカードで貯めたPayPayポイントは、コンビニやスーパーなどのPayPay加盟店で使用可能です。コンビニやスーパー以外のPayPay加盟店としては、以下のような店舗が挙げられます。
- ドラッグストア
- 飲食店
- 居酒屋
- 家電量販店
- 書店
- ファッション店
- 百貨店
- 娯楽施設
そのほか、交通や旅行、ネットショッピングなどでもPayPayポイントを使用できます。貯めたポイントを多用途で使用できるのも、PayPayカードの利点の1つです。
締め日・支払い日・支払い方法
PayPayカードの締め日は月末、支払い日は毎月27日です。27日が土日・祝日の場合は翌営業日となります。カードの支払いは、以下5つの方法から選択できます。
支払い方法 | 特徴 |
ショッピング1回払い | 利用金額を毎月の支払い日(27日)に1回で支払う方法 |
ショッピング2回払い | 利用金額を締切日の翌月の支払日と翌々月の2回に分けて支払う方法 |
分割払い | 利用時に支払い回数を選べる便利な支払い方法 |
ボーナス払い | 夏または冬のボーナス時に、1回もしくは2回にて支払う方法 |
リボ払い | 利用代金や利用件数に関わらず、毎月の支払い金額を調整できる支払い方法 |
PayPayカードには複数の支払い方法が用意されており、利用者の金銭状況に応じて適切な方法を選択できます。
限度額
PayPayカードの限度額は、利用者の信用度や経済状況に応じて変動します。限度額の最高額は公表されていませんが、500万円まで限度額が設定されている利用者もいます。
PayPayカードの限度額は会員メニューから気軽に確認でき、あとから限度額の増額や変更を申請することが可能です。ただし、申請時には限度額の審査が入るため、希望の金額が必ず反映されるとは限りません。
【PayPayカード】の5つのメリット
PayPayカードには主に以下5つのメリットがあります。他のクレジットカードにはない魅力も備わっているため、クレジットカードの申込を検討している方はぜひチェックしてみてください。
- チャージ不要でPayPayを利用できる
- PayPayと連携すれば効率的にポイントが貯まる
- Yahoo!ショッピング・LOHACOでポイント還元率がアップする
- デザインがスタイリッシュで番号レス
- 今後もPayPayのクレカ決済に対応できる
各メリットを順番に解説します。
チャージ不要でPayPayを利用できる
PayPayカードを持っていれば、チャージ不要でPayPayを快適に利用できます。事前にチャージする手間が必要ないため、買い物の利便性が向上します。
PayPayを使っている方の多くが、「PayPayで買い物をしようとしたけど残高が足りなかった」というトラブルに遭遇したことがあるでしょう。
その点、PayPayあと払いの設定をすれば、翌月にまとめて支払いを行えるため、残高不足により支払えないといったトラブルの発生を防げます。
PayPayと連携すれば効率的にポイントが貯まる
PayPayカードを利用し、効率的にポイントを貯められることもメリットの1つです。PayPayカードを用いて買い物をすると、支払い金額に対して1.0%のPayPayポイントが付与されます。
さらにPayPayあと払い登録者の場合は、条件を満たせば基本付与分の1.0%とカウント期間の利用分である0.5%を合わせた、合計1.5%のPayPayポイントが還元されます。PayPayあと払いの設定方法は以下の通りです。
- PayPayアプリの「あと払い」アイコンをタップする
- PayPayカードを登録したYahoo!JAPAN IDでログインする
- 申込内容を一通り確認して登録する
最大1.5%の還元率にするためには、「300円以上30回&10万円以上利用」の条件を達成する必要があります。
Yahoo!ショッピング・LOHACOでポイント還元率がアップする
PayPayカードを使ってYahoo!ショッピングもしくはLOHACOを利用した場合、「PayPayカード特典:+1.0%」と「ストアポイント・LOHACOポイント:+1.0%」の合計2.0%に加え、「指定支払い方法:+3.0%」が追加されます。
そのため、PayPayカードを用いれば3つの特典をフルに活用でき、最大で合計5.0%のPayPayポイントを取得できるのです。Yahoo!ショッピング・LOHACOでの特典については、以下の一覧表をご確認ください。
付与施策概要 | 付与率 | 利用場所 | 付与対象 | 付与時期 |
PayPayカード特典 | 1.0% | クレジット加盟店 | クレジット利用分 | 月末までの利用分について翌月15日ごろ |
Yahoo!ショッピング・LOHACOでPayPayカード払いで+3%※1 | 3.0% |
|
対象金額に対するクレジット利用分※3 | 注文日の翌週から3週間経過後の水曜日※2 |
ストアポイント | 1.0% |
|
対象金額に対するクレジット利用分※3 | 注文日の翌週から3週間経過後の土曜日 |
※1 指定支払方法での決済額対象施策で3%獲得できるのは、PayPayカード ゴールド/PayPayカードで支払いをした場合です。
※2 注文処理状況により付与に時間がかかる場合があります。
※3 対象金額とは、商品単価(税抜)からショッピングクーポン(Yahoo!ショッピング発行、ストア発行)、クーポン(LOHACO by ASKUL発行)を値引きした後の金額です。ただし、注文確定後に金額変更があった場合は対象金額が変更されます。
デザインがスタイリッシュで番号レス
4つ目のメリットは、デザインがスタイリッシュで番号レスなところです。PayPayカードの表面にはカード番号が記載されておらず、シンプルなデザインが採用されています。
このデザインが評価され、PayPayカードは2022年度のグッドデザイン賞を受賞しました。PayPayの公式サイトでは、「PayPayカード株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:谷田 智昭)が発行するクレジットカード『PayPayカード』が、『2022年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)』を受賞したことをお知らせします」と説明しています。
クレジットカードは使うたびにカードのデザインが見えるため、良好なデザインであることは意外にも重要です。また、カード番号やセキュリティコードが印字されていないことで、盗み見などによる不正利用を防げます。
今後もPayPayのクレカ決済に対応できる
PayPayカードの隠れたメリットとして、今後もPayPayのクレカ決済に対応できることが挙げられます。PayPayの公式サイトでは、2023年8月1日(予定)以降、PayPayを利用した支払い時に、PayPayカード(PayPayカード ゴールド)以外のクレジットカードを利用した決済ができなくなることを発表しました。
また、2023年7月初旬(予定)から、クレジットカードの新規登録は停止されます。その点、PayPayカード(PayPayカード ゴールド)に限っては、PayPayあと払いに登録することで、引き続き便利にPayPayを利用できます。
【PayPayカード】の3つのデメリット
PayPayカードには多数のメリットが備わっていますが、その反対のデメリットも一部存在します。PayPayカードへの申込を予定している方は、事前に以下の難点も押さえておきましょう。
- 付帯保険が備わっていない
- すでにヤフーカードを持っていると特典が少ない
- PayPay加盟店を利用しないとメリットが少ない
それぞれのデメリットを詳しく解説します。
付帯保険が備わっていない
PayPayカードには旅行傷害保険が付帯されていないため、万が一旅行中にトラブルに巻き込まれたとしても、補償を受けることができません。多くのクレジットカードには付帯保険が標準的に備わっているため、これはPayPayカードの大きなデメリットだと言えます。
とはいえ、年会費が有料のPayPayカード ゴールドには、国内・海外旅行保険、ショッピングガード保険が用意されています。それぞれの内容は以下の通りです。
付帯保険の種類 | 内容 |
国内・海外旅行保険 |
|
ショッピングガード保険 | PayPayカード ゴールドで購入した商品が、火災・盗難・破損等の損害を受けた場合に最高で300万円を補償 |
旅行を頻繁に行う方や補償を充実させたい方は、通常のPayPayカードではなく、PayPayカード ゴールドへの申込をご検討ください。
すでにヤフーカードを持っていると特典が少ない
PayPayカードには初回申込特典として、最大5,000円相当のPayPayポイントがもらえるキャンペーンが実施されています。「新規入会&3回利用」などの一部条件はありますが、このキャンペーンを利用すればお得にPayPayポイントを入手できます。
しかし、すでにヤフーカードを持っている方はこの特典を受け取れません。PayPayカードを新規作成し、入会特典を受け取ってお得に利用したい方にとっては、大きなデメリットとなります。
PayPay加盟店を利用しないとメリットが少ない
普段からPayPay加盟店を利用しない場合、PayPayカードを新規で作成しても、メリットが少ないと感じてしまう可能性があります。なぜなら、PayPayカードはPayPay加盟店を利用したときに、ポイント還元率や利便性の向上など、複数のメリットを享受できるためです。
通常の買い物で取得できるPayPayポイントは1.0%ですが、PayPay加盟店を利用した際は、最大5.0%までポイント還元率がアップします。
そもそも取得したPayPayポイントは、基本的にPayPay加盟店でしか利用できないため、普段からPayPay加盟店を使わない方だと、取得したPayPayポイントを無駄にしてしまう可能性があるのです。
【PayPayカード】は全部で2種類!それぞれの特徴を紹介
PayPayカードには、年会費永年無料の「PayPayカード」とワンランク上の「PayPayカード ゴールド」の2種類があります。それぞれ特徴が異なるため、各種カードを1つずつ解説します。
PayPayカード
PayPayカードは、年会費が一切かからないオーソドックスなクレジットカードです。カードの利用につき、1.0%のPayPayポイントが付与されます。
また、デザインは番号レスで非常にシンプル。カードを利用した時点で、その利用情報を知らせてくれるサービスも提供されています。PayPayカードを登録すると、アプリ上からカード番号や利用明細を確認できるのもポイントです。
「PayPayを快適に利用していきたい」という方には、必須級のクレジットカードだと言えます。
年会費 | 永年無料 |
ポイント還元率 | 1.0% |
付帯保険 | なし |
ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
PayPayカード ゴールド
PayPayカード ゴールドは、年会費が11,000円(税込み)のワンランク上のクレジットカードです。国内主要空港ラウンジが無料で利用可能、海外旅行・国内旅行で補償があるなど、サービス面が特に充実しています。
SoftBankやYmobileを利用している方なら、最大10%のPayPayポイントが付与されます。そのほか、条件を満たすことで通常のPayPayカードに比べて、より多くのポイントを取得することが可能です。
年会費 | 11,000円(税込み) |
ポイント還元率 | 1.0% |
付帯保険 |
|
ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
【PayPayカード】に関するよくある疑問をQ&Aで紹介
最後に、PayPayカードに関するよくある質問をQ&A形式で紹介します。疑問点や不安点が残っている方は、ぜひ以下の詳細をご確認ください。
PayPayあと払いとは何ですか?
今月の支払い代金を翌月にまとめて支払いできるサービスです。
PayPayあと払いを用いれば、チャージ不要で便利にPayPayを利用できます。また、PayPayポイントを最大1.5%取得できるのもポイントです。年会費や登録料は無料で、翌月一回払いなら手数料も発生しません。
PayPayカードの利用明細はどこから確認できますか?
PayPayアプリもしくは会員メニューから確認できます。
どちらかの手順で利用明細を開き、利用明細を確認したい月を選択しましょう。利用明細をダウンロード・印刷したい場合は、ダウンロード・印刷したい月を選択して、[CSVダウンロード]または[ご利用明細の印刷]をタップします。
ヤフーカードとの違いはなんですか?
PayPayカードとヤフーカードの最大の違いは、取得できるポイントの種類です。
そもそもPayPayカードは、ヤフーカードの後継として誕生したクレジットカードです。そのため、PayPayカードとヤフーカードの特徴はよく似ています。
しかし、ヤフーカードからPayPayカードに移行するにあたり、デザインがスタイリッシュで番号レスのものに変更され、取得できるポイントの種類がTポイントからPayPayポイントになりました。つまり、よりPayPayの利用に適したクレジットカードとして、カードの特典や性能が一新されたのです。
まとめ
この記事では、PayPayカードの特徴やメリット・デメリット、各種カードの詳細を解説しました。
PayPayカードはPayPayユーザーのためのクレジットカードであり、PayPay加盟店を利用することで、大きなメリットを享受できます。具体的には、PayPayポイントをお得に取得できる、PayPayの利便性が高まるといった利点があります。
日常的にPayPayを利用する方にとっては、まさに必須級のクレジットカードです。PayPayを便利に利用し続けるためにも、PayPayカードへの申込を検討してみてください。
※情報は2023年7月1日(公開日)時点のものです。