読者の皆さんは、数あるクレジットカードの中でも、人材会社リクルートから発行される「リクルートカード」をお使いになっていますか?
リクルートカードは年会費が無料でありながら、業界高水準のポイント還元率を誇るとして注目されているクレジットカードです。
この記事では、そんなリクルートカードに関して、基本情報はもちろん、具体的な申し込み手順やメリット、デメリット、よくある疑問をまとめて紹介しています。
「クレジットカードを今まで持ったことが無くて不安」という方や、「還元されるポイントの上手な使い方を知りたい」という方に役立つ情報が詰まっていますので、ぜひチェックしてみてください。
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【リクルートカード】の基本情報
リクルートカードは、人材会社であるリクルートグループから発行されるクレジットカードであり、提供会社としてリクルートカード株式会社が運営しています。
リクルートグループは、国内外でさまざまなサービスを展開する大手企業であり、リクルートカードはサービス群の中でも根幹事業の1つを担っているといえます。
リクルートカードが、根幹事業として主翼を担うほどに展開されている要因には、ポイントサービスの充実度が挙げられます。
カード利用で獲得したポイントは、リクルートグループの提携店舗やサービスで幅広く利用可能です。レストランやショッピング、旅行など、日常生活のさまざまなシーンでポイントを貯めることができます。
さらに、リクルートグループが提供するサービスとの連携により、カード会員は特典や割引を受けることができます。
年会費 | 無料 |
ポイント還元率 | 1.2% |
国際ブランド | Visa、Mastercard、JCB |
ショッピング利用可能枠 | 10万円〜100万円 |
キャッシング利用可能枠 | 100万円 |
ポイントの使い道 | HOT PEPPER Beauty・HOT PEOOER グルメ・じゃらん など |
会員ランク | 会員ランク制度はなし |
付帯保険 | ショッピング:年間200万円 国内旅行保険:最高1,000円 海外旅行保険:最高2,000万円 |
締め日・支払い日 | 15日締め・翌月10日払い |
スマホ決済対応 | Apple Pay |
電子マネー/ QRコード決済連携 |
Suica、楽天Edy、楽天ペイ、d払い、SMART ICOCA |
ETCカード発行 | 年会費無料/新規発行手数料は一部のカードを除き無料* |
*VisaおよびMastercardブランドのETCカードは新規発行手数料に1,000円(税別)が掛かります。
年会費
リクルートカードの年会費は無条件で無料となっています。
カード発行から2年目以降の年会費の徴収といった制度もなく、永久無料で利用できるのは注目すべき特徴だといえるでしょう。
ポイント還元率
リクルートカードのポイント還元率は1.2%となっており、毎月の利用額合計の1.2%分が付与される仕組みとなっています。
1回の利用ごとに小数点が切り捨てられることはないため、ユーザーにとって非常に良心的だといえます。
また、リクルートのポイント参画サービスでカードを使用すれば、カードのポイント還元に加えて、サービスのポイント還元も加算されるため、1.2%以上の還元が行われることもあります。
このように、ポイントが細かくたまっていくため、無駄なく効率的なポイントの貯蓄を行えることも、リクルートカードが人気を集める理由のひとつといえます。
ポイントの使い道
リクルートカード使用で貯まったポイントは主に、リクルートが提供する以下のサービスで使うことができます(ポイントを貯めることも可能です)。
- じゃらんnet
- じゃらんゴルフ
- ホットペッパーグルメ
- ホットペッパービューティー
- ホットペッパービューティー 美容クリニック
- ポンパレモール
- リクルートかんたん支払い
- スタディサプリ ENGLISH
- ゼクシィ内祝い
- Oisix
また、リクルートポイントは「Pontaポイント」、「dポイント」に交換することもできます(リクルートポイント1ポイントがそれぞれ1ポイントで等価交換可能です)。
リクルートが提供するサービスでもさまざま使い道がありますが、Pontaポイント、dポイントに交換することで使い道はさらに広がります。代表的な例としては、コンビニやスーパー、通販、飲食店、百貨店、ドラッグストアなどが挙げられます。
このようにポイント活用の方法が豊富なのも、リクルートカードの魅力です。
付帯保険
リクルートカードの付帯保険は非常に充実しています。
旅行損害保険は海外で最高2,000万円、国内で最高1,000万円の利用付帯が設けられています。旅行中の事故、病気、ケガの治療、携行品の破損などの損害に対して幅広く補償されます。
また、ショッピング保険においては年間200万円まで補償が可能となっています。国内だけでなく、海外であっても、リクルートカードにて購入した品物は、購入日から90日間の補償が適用されます。
支払い方法
リクルートカードの支払い方法は、1回払い、または2回払いが基本となっており、3回以上の分割払いからは手数料が発生するようになります。この他にも、リボ払い、ボーナス払いも可能となっています。
また、JCBブランドのリクルートカードでは、「スキップ払い」、「スマリボ」という支払いも可能です。
スキップ払いはリクルートカードでの1回分の決済を丸々、別の月の請求へと繰越す支払い方法です。便利な支払い方法ですが、別月へのスキップにあたっては手数料が発生することに留意しておきましょう。スマリボは自動的に一括払いをリボ払いに変更してくれるJCBの登録型リボ払いサービスです。
このほか、VISA、Mastercardブランドのリクルートカードであれば「楽Pay」を利用可能です。
楽Payは自分自身で設定した金額を超えた分だけを自動的にリボ払いにしてくれるサービスです。
【リクルートカード】の申し込み方法
ここでは、リクルートカードの申し込み方法について解説します。
リクルートグループが提供するサービスに共通する「リクルートID」があるかどうかで手順が異なりますので、以下では2つそれぞれの方法に分けて解説します。
申し込みの手順(リクルートIDあり)
リクルートIDを既に持っている場合の、申し込みの手順は以下の通りです。
- リクルートカード申し込みフォームへアクセスする
- リクルートIDとパスワードを入力してログインする
- カード選択フォームにて利用希望のカードを選択する
- 利用規約・プライバシーポリシーに同意する
- カード申し込み情報を登録する
- 申し込み情報の内容を確認し手続きを完了させる
申し込み完了後、各カード会社の審査へと進み、完了するとリクルートカードが郵送されます。
申し込みの手順(リクルートIDなし)
リクルートIDを持っていない場合、カード申し込みの前に、会員登録を行う必要があります。会員登録から申し込みまでの手順は以下の通りです。
- リクルートカード申し込みフォームへアクセスする
- 新規会員登録ページへのアクセスボタンをクリックする
- メールアドレスを入力し、本登録への案内メールを受け取る
- 案内メール内の本登録フォームURLをクリックし、フォームにて会員情報の入力を行う
- 会員情報の登録後、カード選択フォームにて利用希望のカードを選択する
- 利用規約・プライバシーポリシーに同意する
- カード申し込み情報を登録する
- 申し込み情報の内容を確認し手続きを完了させる
リクルートID発行の手続きと、リクルートカード申し込みの手続きは、どちらも簡単で時間をとることはありません。
申し込みに必要な情報
リクルートカードの申し込みにあたって必要となる情報は以下の通りです。手続きをスムーズに進めるためにも、あらかじめ以下の内容をまとめたメモなどを用意しておくと良いでしょう。
- リクルートID
- パソコンまたは携帯電話のメールアドレス
- 申込者本人の住所、電話番号、生年月日等の情報
- 勤務先の会社名、郵便番号、所在地、電話番号が分かるもの(名刺など)
- 運転免許証(免許証所有の申込者のみ)
- カード代金の引落口座となる金融機関口座
オンライン口座の登録で郵送手続きが不要に
上記にて紹介した手順の、カード申し込み情報の登録では支払い口座の登録が行われます。
この際にオンライン口座の振替サービスを利用すると、クレジットカードの郵送手続きを省略することができます(利用しない場合には後日、支払い口座の設定手続きが必要となります)。
ただし、オンライン登録に対応していない銀行があることに留意しておきましょう。
【リクルートカード】のメリット5つ
ここでは、リクルートカードのメリットについて解説します。リクルートカード利用におけるメリットには、以下5つが挙げられます。
基本還元率1.2%は業界最高峰
先に紹介した通り、リクルートカードの基本還元率は1.2%となっています。
多くのクレジットカードの還元率が0.5%または1.0%であるのと比較して、リクルートカードの還元率は破格の高さを誇ります。
「0.2%の差ってそんなに大きくないんじゃない?」と感じてしまう人も多いかもしれませんが、クレジットの利用額が大きくなればなるほど、0.2%のポイント還元も馬鹿にできなくなります。
一例ですが、支払額が100,000円である場合のポイントの還元は、リクルートカードであれば1,200ポイント、一般のクレカ(0.5%)であれば500ポイントとなり、700ポイントもの差が生じます。
リクルートカード(クレカ)での支払いは多岐に亘って可能となっているため、それらの様々なシーンでの支払額の1.2%が還元されるのは見逃せないポイントだといえます。
リクルートサービスでの利用で還元率はさらにアップ
1.2%の還元率だけでも魅力的なリクルートカードですが、リクルートが提供するサービスの支払いをリクルートカードで行うと、還元率はさらにアップします。
以下では各サービスごとのポイント還元率について紹介します。
ポンパレモールの場合:還元率4.2%
ポンパレモールは、リクルートが運営するECモールであり、種類としては楽天市場やAmazonなどと同系統となります。
特に、食品やファッションを多く取り扱い、この他にも日用品をはじめとした様々な商品がラインナップしています。
そして、ポンパレモールはポイントサービス「Ponta」「dポイント」と連携しており、どの商品の購入に対しても3%の還元が確約されています。
さらに、この購入に際して、リクルートカードを利用することで1.2%のポイント還元も行われるため、トータル4.2%の還元を受けることが可能となっているのです。
じゃらんの場合:還元率3.2%
じゃらんは、ホテルや旅館などの観光施設のネット予約サービスであり、この他にも航空券の予約サービスなども提供しています。
じゃらんも「Ponta」「dポイント」と連携しており、予約後の宿泊にて2%の還元を受けられるようになっています。そして、じゃらんの場合も、決済にあたってリクルートカードを使うことで1.2%の還元が得られるようになっています。
じゃらんでのリクルートカード決済の場合、トータル3.2%の還元が得られることはもちろん、海外・国内旅行保険の付帯を受けられるのも魅力です。じゃらんで予約を頻繁にしているという方は、このダブルメリットにも注目してみると良いでしょう。
ホットペッパー(グルメ・ビューティー)の場合:還元率3.2%
ホットペッパーでは飲食店や美容室の予約サービスが提供されています。
予約後の来店で「Ponta」「dポイント」へ2%の還元が行われ、決済にリクルートカードを使えば1.2%の還元も併せて受けることができます。
それぞれのサービスでは、還元されるポイント以外に、期間限定でのポイント贈呈キャンペーンなども行われているため、場合によっては還元率以上のポイントを手にするチャンスもあります。例えば、ホットペッパーグルメの飲食店予約で人数×50ポイントの贈呈キャンペーンなどが挙げられます。
美容室に定期的に通われる方、仕事上、幹事を務める機会の多い方は特に魅力的なポイントだといえるでしょう。
ポイントの互換性に優れている/使い道が幅広い
リクルートカードの利用で貯まるリクルートポイントは、「Pontaポイント」や「dポイント」に交換が可能となっています。リクルート提供のサービスでも、Pontaポイント、dポイントは貯まるにも関わらず、さらに即時交換可能というのは魅力的だといえるでしょう。
Pontaポイント、dポイントは「共通ポイント」と呼ばれ、さまざまな店舗で貯める・使うことが可能であるため大変便利です。
以下はPontaポイント、dポイントが使える店舗の一例となります。リクルートカードの利用で貯めることはもちろん、使うことも楽しんでみてください。
【主なPontaポイントカード加盟店】
- ローソン
- 高島屋
- じゃらん
- 日本航空
- ケンタッキーフライドチキン
- 出光
- シェル
- ゲオ
【主なdポイントカード加盟店】
- ファミリーマート
- ローソン
- マツモトキヨシ
- マクドナルド
- ミスタードーナツ
- 洋服の青山
- ビックカメラ
- コジマ
- コスモ石油
充実した付帯保険
リクルートカードは、会員ランク等に関係なく、会員すべてが他のクレジットカードと遜色のない付帯保険を受けられる点も魅力的です。
リクルートカードの付帯保険は、旅行保険(海外・国内)およびショッピング保険が用意されており、具体的には以下の内容が備わっています。
【海外旅行傷害保険(利用付帯)】
- 死亡・後遺障害:最高2,000万円
- 疫病・障害治療:最高100万円
- 賠償責任:最高2,000万円
- 携行品損害:1度の旅行につき最高20万円(保険期間内限度は100万円)
- 救援費用等:最高100万円
【国内旅行傷害保険(利用付帯)】
- 死亡・後遺障害:最高1,000万円
【ショッピング保険】
- 年間200万円
年会費が永久無料
最後に紹介するメリットは、リクルートカードの年会費が永久無料ということです。
これまで紹介したメリットだけでも、カード会員には嬉しいものですが、それらメリットを年会費を掛けずに利用できるのは、リクルートカードの魅力をさらに高めているといえるでしょう。
カード所有に特段の費用は掛かりませんので、気になった方はぜひ、手元に1枚持っておくことを検討してみてもらえればと思います。
【リクルートカード】のデメリット
ここでは、リクルートカードのデメリットについて解説します。
業界最高水準の基本ポイント還元率を誇り、年会費も無料ということで、魅力の大きいリクルートカードですが、以下2つのデメリットがあることも理解しておきましょう。
ポイントの有効期限が1年間と短い
リクルートカードの発行によって貯まるリクルートポイントの有効期限は1年間と、やや短めの設定となっています。
ただし、リクルートポイントをPontaポイントやdポイントへと交換すると、交換先のポイントの有効期限が適用(最後にポイント加算、またはポイント利用をした日から1年間)されるようになります。実質、有効期限が無期限のポイントへすることができるので、このような対応でデメリットの解消を図ることができます。
しかし、Pontaポイントやdポイントをあまり利用しない人にとっては、変換したとしてもメリットが小さいままであることは注意が必要だといえるでしょう。
電子マネーチャージ利用分の還元率は0.75%へと変更された
2022年2月16日より、電子マネーチャージ利用分のポイント還元率が0.75%へと変更となりました。なお、対象となるのはJCBブランドのリクルートカードにてnanaco(ナナコ)、モバイルSuicaにチャージするケースです。
加えて、電子マネーチャージに対するポイントの付与上限は、利用金額の合算で月間30,000円までであり、30,001円以上の利用分についてはポイント付与の対象外であることも理解しておきましょう。
【リクルートカード】に関するよくある疑問をQ&Aで解消
最後に、リクルートカードに関するよくある疑問にQ&A形式で回答していきます。
リクルートポイントの確認方法は?
カードの利用で加算されたポイントは、カードを申し込みしたリクルートIDに加算される仕組みとなっています。そのため、ポイントを確認したい場合には、リクルートカード公式サイトログイン後、ポイント履歴より確認することができます。
カードの解約でポイントは失効するの?
先の説明の通り、リクルートポイントの加算はカード申し込みを行ったリクルートIDに対して実施されます。そのため、リクルートIDを所有している間は、カード解約後にもポイントが維持される状態となります。ただし、リクルートIDを退会すると保有ポイントは失効してしまうので注意しましょう。
カード入会にあたって何か特典はある?
リクルートカードへの申し込みが初めての方を対象に、最大6,000円分のポイントプレゼント特典が用意されています。
なお、リクルートカード新規入会で1,000円分、リクルートカードの初回利用で1,000円分、リクルートカード携帯決済の初回利用で4,000円分のポイントの付与が行われます。
それぞれの特典によってポイントの加算時期が異なりますので、あらかじめ理解しておきましょう。
カード発行後の各種手続きはどうすればいいの?
カード発行後の各種手続き(以下を参照)については、カード発行会社より案内が行われています。
- 利用状況・明細・請求に関して
- 支払い口座の確認・変更
- 限度額の変更
- 支払方法の変更(分割・リボ払い等)
- 暗証番号忘れ
- カードの解約・退会
上記に関する内容は、カード発行会社(VISA/Mastercard/JCB)へ問い合わせる必要があります。
カード申し込み時にエラーが表示された場合には?
リクルートカードのウェブ申し込みにあたって、エラー画面が表示され、手続きが完了しなかった場合には、再度、申し込み手続きを行ってみてください。
なお、何度もエラーが表示され手続きが完了しない場合や、入力方法に不明な点がある場合には、申し込み手続きを行っているカード発行会社へ問い合わせるようにしましょう。
リクルートにて確認することはできませんので、連絡先を間違えないように注意しましょう。
まとめ
本記事では、リクルートグループが提供する「リクルートカード」について、基本情報、申し込み手順、メリット、デメリットの観点から紹介しました。
リクルートカードは年会費が永久無料でありながら、業界最高水準のポイント還元率を誇るクレジットカードです。さらに、リクルート提供のサービスであれば、追加でポイントの還元を得られる点も魅力だといえます。
還元されるポイント(リクルートポイント)も、Pontaポイントやdポイントへと変換可能で使い道は多岐に亘ります。貯めること・使うこと、どちらにも嬉しいポイントがありますので、気になった方はぜひ、カード発行を検討してみてもらえれば幸いです。
クレジットカードを上手に活用して、楽しいポイント生活を始めてみてください。
※情報は2023年7月4日(公開日)時点のものです。