転職やアルバイトを探す際に、求人サイトの利用は非常に便利でおすすめされる方法です。
実際に、厚生労働省の「令和2年転職者実態調査の概況」によれば、転職者の39.4%が求人サイトを活用していることが報告されています。求人サイトは、多くの求職者にとって最も一般的な求人探しの手段となっています。
しかし、求人サイトは年代や職種・業界などそれぞれに特徴や強みが異なるため、自分の希望や条件に合った転職サイトを選ぶことが大切です。
本記事では、求人サイトの概要はもちろん、サイトの選び方から状況別のおすすめ求人サイトまで詳細に解説します。
\おススメの求人サイトは/
ショットワークスコンビニをダウンロード
求人サイトとは
求人サイトは、企業が求人情報を掲載し、それを見た求職者が応募できる仕組みです。多くの求人サイトでは、求職者は無料で登録でき、求人情報を閲覧し、応募することができます。
そのため、ユーザー数が多く、多くの求職者に求人情報を届けることができます。この仕組みにより、一般的には多くの応募が集まります。
求人サイトは、全国どのエリアの企業でも求人広告を掲載でき、全国規模での募集が可能です。ただし、一部のサイトでは募集エリアを限定していることもあります。
求人サイトの運営は、広告制作スタッフが企業の人事・採用担当者や現場の社員と連携して行います。また、求人サイトの営業担当者は、応募状況に応じて広告内容の変更やサポート、アドバイスを提供します。
しかし、求人サイトを通じての応募者とのコミュニケーションや選考プロセスは、企業の人事・採用担当者が行います。
\おススメの求人サイトは/
ショットワークスコンビニをダウンロード
求人サイトの選び方-基準にしたいおすすめポイント-
ここでは、求人サイトを実際に使う際の選び方について解説します。
求人サイトごとの特徴はもちろんですが、選ぶ際の基準について解説していますので、利用する前にまずは確認してみてください。
エージェントかサイトかで選ぶ
転職エージェントと転職サイトのどちらが良いかは、個々の状況や好みに合わせて選ぶべきです。一概にどちらが優れているとは言えません。それぞれの特徴を考慮して、自分に合った方法を選ぶことが重要です。
転職サイトを利用する場合、転職活動のすべてを自分で行う必要があります。自己主張が強く、自分で決定事項をコントロールしたいという方に向いています。自己主張力や独自のリサーチ能力を活かすことができます。
一方、転職エージェントは専任のサポーターが付いてくれるため、転職に自信がない方や、キャリアアドバイスや求人紹介を受けたい方に向いています。エージェントは個々のニーズに合わせたサポートを提供し、適切な転職先を見つける手助けをしてくれます。
近年では、転職サイトと転職エージェントを組み合わせたり、一体化させたサービスを提供する企業も増えています。これにより、転職活動の幅が広がり、さまざまな選択肢が利用可能となっています。個々の状況に応じて、最適な方法を選ぶことが肝要です。
求人件数が多い求人サイトを選ぶ
求人サイトを選ぶ際には、求人数だけでなく、そのサイトの特徴や専門性にも注意を払うべきです。
求人数は重要ですが、自分の転職活動に合った情報を提供してくれるかどうかも考慮すべき点です。さまざまな求人サイトがあり、それぞれ得意とする職種や業界が異なります。
自分が希望する職種や業界に特化した求人サイトを利用することで、より効果的な転職活動ができるでしょう。
目的に合った求人サイトを選ぶ
求人サイトは多種多様な職種や経験レベル、条件に合わせた求人情報を提供しています。
アルバイトや未経験者向けの求人から、高年収や管理職ポジション、外資系企業や海外進出企業を探すための求人まで、幅広い選択肢があります。
自分の転職やキャリアの目標を明確にし、それに合った求人サイトを選ぶことが重要です。
\おススメの求人サイトは/
ショットワークスコンビニをダウンロード
正社員転職におすすめの求人サイトランキングTop10
ここでは、正社員転職におすすめできる求人サイトをランキング形式で紹介します。
数ある求人サイトから、特に転職に向いている物をまとめましたので、参考にしてください。
1位:リクルートエージェント
リクルートエージェントは、豊富な求人情報と手厚いサポートで、転職活動を成功に導く総合転職エージェントです。業界トップクラスの求人数と経験豊富なキャリアアドバイザーによる質の高いサポートが特徴です。
リクルートエージェントは、約2万8000社の求人を保有しており、業界トップクラスの求人数を誇ります。上場企業や優良企業の求人も豊富に扱っており、希望に合った求人を見つけやすいのが特徴です。
リクルートエージェントでは、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、企業紹介、年収交渉サポートなど、転職活動に必要なあらゆるサポートを受けることができます。また、独自のリクナビNEXTなどの転職支援ツールも活用でき、効率的に転職活動を進めることができるでしょう。
非公開求人数も多く、より多くの求人の中から就職先を見つけたい人におすすめです。
2位:マイナビエージェント
マイナビエージェントは、株式会社マイナビが運営する無料の転職エージェントです。20~30代向けの転職に強いという特徴があり、豊富な求人情報、手厚いサポート、独自のサービスで、多くの転職希望者に支持されています。
サポート体制も充実しており、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、企業紹介、年収交渉サポートなど、転職活動に必要なあらゆるサポートを受けられます。
また、マイナビエージェントに登録すれば、マイナビ転職など他のマイナビサービスとの連携が可能です。
求人数が増えたり、非公開求人に応募できたりするメリットがあるため、幅広い求人数の中から就職先を選びたい人はマイナビエージェントを利用しましょう。
3位:doda
『doda』は日本最大級の転職情報サイトであり、中途採用に特化している点が特徴です。
2024年4月現在、約790万人の会員登録者数を誇り、特に20代〜30代前半の若手・中堅層の求職者に多く利用されています。dodaは、求人数が多く、非公開求人も充実しているため、希望に合った求人を見つけやすいのがメリットです。
また、dodaエージェントによるサポートや、レコメンド機能などにより、転職活動を効率的に進めることができます。
サイト内のコンテンツも充実しており、20~30代で転職を検討している人は、dodaがおすすめです。
4位:求人サイトGreen
『Green』はIT企業の求人に特化した求人サイトで、ITやWeb業界の求人情報が豊富に掲載されています。大手企業からベンチャー企業まで、幅広い企業の求人情報が提供されており、特にIT関連の仕事を探す人にとって役立つサイトです。
実際の業務内容や自社サービスの情報が具体的に掲載されていることが特徴で、入社後のミスマッチを減らす工夫がされています。
また、気になった仕事には応募ではなく「話を聞く」という形で面談ができるため、カジュアルに転職活動をしたい人におすすめです。
5位:求人ボックス
『求人ボックス』は、株式会社カカクコムが運営する求人検索エンジンです。
2013年にサービスを開始し、求人情報の掲載数、検索機能、料金体系など、求人検索エンジンとしての強みを持っています。
職種、勤務地、キーワード、こだわり条件などの細かな条件で求人を絞り込め、幅広い求人の中から自分に合った仕事を見つけられます。
サービスの一部である「求人ボックスジャーナル」では、仕事に関する情報やビジネスパーソンに役立つコンテンツも配信されていることが特徴です。
6位:Indeed(インディード)
圧倒的な求人掲載数: Indeedは、世界最大級の求人情報サイトであり、280万件を超える求人が掲載されています。
掲載されている求人は正社員、アルバイト、派遣、パートなど、様々な雇用形態があり、転職や就職以外の目的でも利用可能です。
また、「企業クチコミ」「給与調査」など、独自コンテンツから求人を見つけることもできます。
世界中にユーザーがいるため、求人数とコンテンツ数が圧倒的であることが特徴です。
7位:スタンバイ
スタンバイは、求人検索エンジンとして知られるIndeedと求人情報サイトスタンバイが共同で運営する、求人掲載数と求人検索機能に強みを持つ求人情報サイトです。
スタンバイは、Indeedの求人情報とスタンバイ独自の求人情報を合わせて、1,000万件を超える求人情報を掲載しています。求人情報数でいえば、他の求人情報サイトよりも圧倒的な量だといえるでしょう。
エージェント機能はありませんが、たくさんの求人の中から自分で仕事を探したい人におすすめの求人情報サイトです。
8位:enエンゲージ
『enエンゲージ』は、90万件以上の求人を掲載する正社員やアルバイト求人の求人サイトです。
正社員の中途・新卒採用に加え、契約社員や派遣社員、アルバイトからインターンまで幅広い働き方を探せる求人サイトです。
en転職でおなじみのエン・ジャパン株式会社が運営しており、サービスの信頼性も間違いありません。
9位:日経転職版
日経転職版は、日本経済新聞社が運営する転職サイトです。1999年に開設され、長年にわたって多くの転職希望者に利用されてきた、老舗かつ実績のある転職サイトでしょう。
上場企業や非上場優良企業の求人が多く、人気企業で働きたい人におすすめです。
求人数も30万件以上あり、豊富な情報の中から自分に合った求人を見つけられます。
また、会員限定セミナーなどの独自コンテンツも充実しており、ビジネスパーソンとして成長したい人にもおすすめです。
10位:はたらいく
はたらいくは全国約30万件の求人情報を掲載しており、職種や勤務地から希望に合った求人を見つけやすいのが特徴です。
はたらいくでは、単に求人情報だけでなく、企業理念や社風、福利厚生など、企業の魅力が伝わる情報も掲載されています。そのため、求人情報だけで企業を選ぶのではなく、働き方やキャリアパスなどを考慮して、自分に合った企業を見つけられるでしょう。
特に、地元密着型の求人や、Iターン・Uターン求人が充実している点が強みなので、地方で仕事を探している人におすすめです。
バイト探しにおすすめの求人サイトランキングTop5
ここでは、バイト探しにおすすめできる求人サイトをランキング形式で紹介します。
数ある求人サイトから、特にアルバイト求人に特化した物をまとめましたので、参考にしてください。
1位:バイトル
『バイトル』は、ディップ株式会社が運営する日本最大級の求人サイトで、アルバイト以外にもさまざまな雇用形態の求人情報が掲載されています。
このサイトでは、毎日1時間ごとに求人情報が更新され、在宅ワーク、単発アルバイト、日払い、短期、夜間など、さまざまなアルバイトの求人情報を取り扱っており、中卒や高卒、高校生、大学生、シニアなど、幅広い年齢層の求職者におすすめの求人サイトです。
アルバイトを探している方には特に便利なサイトと言えます。
2位:タウンワーク
『タウンワーク』は、パートやアルバイトを探している求職者向けの求人サイトです。
このサイトでは、パートやアルバイトだけでなく、正社員や契約社員など、さまざまな雇用形態の求人情報が幅広く掲載されています。求人情報には、職場の雰囲気や働く人が一目でわかる写真も含まれており、自分の条件に合った求人を探しやすくなっています。
特に、家の近くで働きたい人や学校の近くでアルバイトを探している学生など、勤務地を重視する求職者にとっては便利な求人サイトと言えます。
3位:マッハバイト
マッハバイトは、株式会社リブセンスが運営する信頼性の高い求人サイトです。
同社は2006年の設立以来、東京証券取引所一部上場企業として、派遣やアルバイトの求人情報を提供しており、マッハバイトもその一部として約15年間運営されています。
この長い歴史があることから、ユーザーは安心感を持ってサービスを利用することができます。
また、マッハバイトの特徴は、業界でもトップクラスの豊富な求人情報がある点です。一般的な職種だけでなく、他のサイトでは見かけないユニークな求人も掲載されています。
ただ、人気のある求人はすぐに応募終了となることもあるので、こまめにチェックが必要です。
4位:ショットワークスコンビニ
「ショットワークスコンビニ」は、1日から働ける短期バイトや単発求人に強い「ショットワークス」が展開する、コンビニ特化型の短期・単発求人サイトです。
コンビニでのバイト経験がある方は、履歴書なしで応募できるのが魅力の一つです。2019年以降の経験があれば、特に履歴書は不要とされています。
さらに、労働した日に直接報酬をもらえるオプションも多く、急な出費がある場合に便利です。
サービスは非常に柔軟で、勤務開始の30分前まで申し込みが可能です。急な空き時間や予期せぬ時間を有効に活用するのに適しています。
5位:マイナビバイト
マイナビバイトは、幅広いユーザーから支持されている求人サイトです。
特に若年層の利用が多いことが特徴で、学生や自由職の人々は全体の66%を占め、30歳以下が58%を占めています。
学生やフリーターなどの採用を検討している企業は、若手採用に強いマイナビバイトに掲載することで若年層の求職者と出逢う機会が増えるので、採用したい人材を見つけやすくなります。
また、マイナビバイトは、若者だけでなく、中堅の経験豊かな層からも利用されています。これにより、さまざまな年齢や経験のある人材を探している企業も、必要な人材を見つける支援を受けられます。
企業の採用ニーズに合わせ、幅広い人材層から選びやすいのが、マイナビバイトの強みです。
おすすめの求人サイトに関するよくある質問は?
ここでは、おすすめの求人サイトに関するよくある質問について回答します。
ユーザーからよく出る質問をまとめましたので、参考にしてください。
求人情報で一番重要なのは?
情報収集時(応募前)には「求人サイト」が最も多く利用されており、求職者が仕事の候補を見つけるのに役立っています。
それ以降の段階では、企業の公式ウェブサイト(HP)が注目され、具体的な企業情報や採用情報を詳しく調査するために活用されています。
また、口コミサイトは、どの段階でも一定の割合で情報収集に活用されており、他の求職者や従業員の評判を通じて実際の職場の雰囲気や詳細な情報を得るのに役立っています。
仕事選びで重視することは何ですか?
Benesse教育総合研究所が発表しているデータによると、有職者全体での上位5項目は以下の通りになります。
- 「自分のやりたい仕事であること」
- 「給料が高いこと」
- 「職場の雰囲気がよいこと」
- 「自分の個性や能力が生かせること」
- 「長期間安定して働けること」
このことから、仕事選びで重視するポイントとしては、まずは自身の「やりたい事であるかどうか」を検討すると良いでしょう。
誰もが働きやすい職場とは?
働きやすい職場とは、従業員が心身ともに健康で、最大のパフォーマンスを発揮できる環境を提供する職場のことを指します。
これは、個々の従業員が自分の仕事を高い生産性で遂行し、同時にチーム全体の成果を最大化できるようなオフィス環境や職場文化を特徴とします。
また、職場内の人間関係が健全であり、協力とコミュニケーションが円滑に行われていることも、働きやすさの要素として重要です。
働きやすい職場は、従業員と会社の双方に良い影響をもたらし、持続可能な成功につながる要因の一つと言えます。
\おススメの求人サイトは/
ショットワークスコンビニをダウンロード
まとめ:求人サイトは目的を定めて適切なものを選ぼう
求人サイトは、それぞれ異なる特性や利点を持っており、自身のキャリアや転職の目標に合った最適なサイトを見つけることが重要です。
会員登録によって非公開求人情報を受け取ったり、求人から面接までのサポートを受けたりすることができるサイトもあります。これらのサポートが転職やアルバイト探しをスムーズに進めるのに役立ちます。
また、転職やアルバイトを真剣に検討していない方でも、求人サイトは利用できるため、キャリアの動向を把握するために会員登録を検討することは良いアイデアです。自分の選択肢を広げるために、求人サイトの利用は役立つでしょう。
ぜひこの記事を参考にして、あなたに合った求人を探してみてください。
\おススメの求人サイトは/
ショットワークスコンビニをダウンロード
※情報は2023年11月9日(公開日)時点のものです。