Wachaってどんな配信アプリ？登録、視聴、配信方法などを詳しく紹介！

Wachaは、2023年5月にリリースされた、比較的新しい配信アプリです。

配信アプリが多数輩出される中、多岐に枝分かれするその性能を自分に合わせて使いこなすためには、知識や情報がある程度必要になります。

Z世代に人気の配信アプリの中において、顔出しを不要とすることでルッキズムやジェンダーなどに対する偏見の排除を試みた、音声の配信アプリWachaの登録方法や使い方、収益化のしくみなど、詳しく解説します。

ライブ配信アプリ【Wacha】とは

『Wacha』は『人々の“孤独”をなくしたい』という課題を解決するためのサービスとして2022年5月にリリースされた、Coeto株式会社が提供している顔出し不要の音声配信アプリです。

このアプリのユーザーは『わちゃらー』と呼ばれています。

Wachaのロゴマークは丸い穴からちょっと長い舌が楽しそうに伸びている、まるで音声でのコミュニケーションの楽しさを伝えているようなデザインです。

感情がわかりやすく伝わる『音声』を『SNS』とかけ合わせることで、顔や背景が見えないことを持ち味とする、気軽なコミュニケーション手段としています。

文字通り『わちゃわちゃ』しながら『好き』で繋がる、溜まり場のような場所の提供を目指した音声配信アプリになっています。

対応OS	iOS・Android
基本料金	無料
アプリ内課金	あり
対象年齢	4歳以上
主な配信ジャンル	雑談
アカウント作成	必要
収益化	あり
アーカイブ配信	あり
ラジオ配信機能	あり
コラボ機能	あり
ランキングイベント	あり

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2021年7月にβ版が配信されましたが、のちの10月の利用者数など各項目のデータを前月9月と比較すると、以下のような結果になっています。

わずか1ヶ月という期間に見る数字の伸びと、この結果を受けて更に利用者の大多数であるZ世代をリサーチし、ユーザーと直接コミュニケーションをとるなど、丁寧なブラアッシュアップを図ったうえでの、正式なリリースとなりました。

【Wacha】の特徴

顔出しをしない音声配信アプリWachaを使用するメリットや特徴をご紹介します。

共通の趣味がある人と繋がって話せる

カテゴリーに縛りはなく、単純に『好き』なことでルームを作り、繋がることができます。

配信者が配信の際にハッシュタグを設定でき、リスナーはそのタグ検索の他にもユーザーやタイトルでも検索して、同じ趣味を持つ仲間と集まれるシステムになっています。

ルーム内は8人まで同時に話せる

『ハンズアップ機能』を利用すると、最大8人まで、配信者と一緒にルーム内で会話することが可能です。

音声での会話からコメントのみへの変更も、退室も、簡単なうえ自由なので気軽に利用できます。

便利なコメント機能

リスナーはライブを聞きながらコメントをすることでコミュニケーションができます。

ラグも少なく、コメントと音声でもスムーズな会話が可能です。

ルームは48時間後には消える

ルーム内での会話は48時間までアーカイブとして視聴できますが、それを過ぎると自動的に消えます。

消えるからこその話ができ、アーカイブにレア感が生まれ、そのうえ消し忘れる心配もないため安心です。

ルームタイプが設定できる

オープン・ソーシャル・鍵付きを選ぶことができ、公開範囲の設定も可能なので、全体に公開するのも、仲間内だけのおしゃべりにするのも、ひそひそ話も自由です。

使う人を選ばない非招待制

招待を必要としないため、ダウンロードをすれば誰でもすぐに利用できるので、垣根が低く利用しやすい利点があります。

招待されるうえでのしがらみもないため、アカウントの削除も気軽です。

配信の告知ができる

配信予約機能と配信シェア機能があるので、前もってSNSで告知して、配信中もシェアをするなど、リスナーに広く周知することで沢山の人に聞いてもらうことができます。

リスナー側も予定を組みやすくなるメリットがあり、継続して聞いてもらえる可能性が高まります。

ハッシュタグ機能

SNSおなじみのハッシュタグ機能で、興味があるジャンルを近道で探せます。

配信の際にルームにもハッシュタグを設定できるので、人気のハッシュタグを設定するとリスナーに見つけられやすくなります。

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【Wacha】の登録方法

どんなに良いアプリでも、登録が難しいと腰が引けてしまうところですが、Wachaの登録方法は簡単です。

まずはアプリをダウンロード

WachaはiOS、Android両方に対応しています。

必要なのはスマートフォンのみで、ダウンロードに課金も必要ありません。

ダウンロードにそれほど時間もかからず、容量もSNSにしては(googleより)少なめの115MB程度です。

ログインする

ダウンロードすると待ち受けに、黒丸から舌が伸びる黄色いアイコンが出現しますので、タップします。

するとまず黄色い画面にアイコンと同じロゴマークが表示された画面になり、下に以下のアカウント等へのアクセス許可の選択肢が出てきます。

どれかを選んでログイン(サインアップ)します。

TwitterやLINEでログインする場合は、認証や許可を求められ、実行すると次の『ユーザー情報の登録』画面に変わります。

お持ちのSNSアカウントなどを使用しない場合は『電話番号でログイン』か『Appleでサインアップ(Appleのみ)』を選びます。

電話番号でログインを選ぶ場合、次の画面で電話番号を入力し『コードを送信する』ボタンを押すと、メールで認証コード(6桁の数字)が送られてきますので、それを入力すると次の『ユーザー情報の登録』に切り替わります。

Appleでサインアップを選ぶと『Apple ID“(Apple IDのメールアドレス)”を使用して“Wacha[ワチャ] – ソーシャルライブアプリ”のアカウントを作成してください。』と出て、その下に本名やメールの公開の是非を聞かれます。

本名は何もしなくてもその後公開になるわけではありません。そしてその時点で『メールを非公開』にチェックが入っていますので、希望する選択をして進めると、次の『ユーザー情報の登録』に変わります。

ユーザー情報の登録

『ユーザー情報の登録』画面に移ると、

を入力するよう促されます。この時点で止めるとキャンセルも可能です。

ユーザー名は半角英数字、_(アンダースコア)が利用でき、後のプロフィール画面にも表示されますが、性別と生年月日は、他の人には表示されません。

ユーザー名は、電話番号やApple IDを利用してログインした場合、例えば『aiueo』と入力すると、『@aiueo』となり、名前は『aiueo』となります。

TwitterやLINEでログインすると、ユーザー名はこの時に登録したものになり、名前はTwitterやLINEで使っている名前が表示されます。

そして一番下に『はじめる！』と書かれた黄色いボタンがあるので、入力を終えたらタップします。

使い方の説明

『くだらない話でつながろう』というセリフと共に、ざっくりとした説明が始まります。

スワイプして数ページ読むと、最後のページの一番下に『始める！』と書かれた黄色いボタンが出てきますのでタップします。

すると、プッシュ通知の許可を求められるので、好きな方を選択すると、ホーム画面が表示され、いよいよWachaの使用開始です。

他の人に公開する情報を入力

ホーム画面を見ると、右上に自分のアカウントのアイコンが表示されています。

以上のままでもWachaの使用は可能ですが、そのアイコンをタップすると、自分のプロフィール画面が表示され、編集できるようになっています。

以上が確認・設定できるようになっているほか、ここでは性別と生年月日以外の登録時の設定のし直しや、自己紹介やSNSアカウントの新たな設定ができます。

以上のアカウントを持っている場合、連携の設定も可能です。

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【Wacha】の視聴方法

気になるWachaの視聴方法をご紹介します。

ホーム画面から探して視聴する

最初のページに、今現在視聴できるルームの一覧が紹介されています。

今配信しているルームは、サムネイル横に表示されているタイトルなどの詳細の一番下に、ピンク色のカミナリマークが付いていて、配信し始めてから今までの時間が分かります。

ピンク色のカミナリではなく紫の時計マークのルームは、配信されてからまだ48時間経っていない視聴可能なルームで、終了してからの経過時間が『ｈ』で表示されています。

今視聴しているユーザーの数とコメント数も並んでいるので、その情報を元に視聴するルームを探すのもいいでしょう。

検索・ハッシュタグで探して視聴する

ホーム画面上にある虫メガネ(検索)アイコンをタップすると、検索窓と共に人気のハッシュタグ一覧が表示されます。

検索窓に検索語句を入れてタップすると、検索窓の下が『ユーザー』『タイトル』『タグ』の3つに切り替えて探せるように展開します。

タグは検索した語句に関連するハッシュタグの一覧が出ます。

自分の興味のあるカテゴリを、多方面から探せる仕様になっています。

コメントをして会話に参加する

サムネイル付近をタップするとルームに入れます。

この時にマイクへのアクセスの許可を求められますが、これはアプリを正常に作動させるために必要なもので、ここで許可したからといっていきなり自分の音声がリスナーに聞こえてしまうということではありません。

一番下にコメント入力欄があるので、そこに書き込んで送信すると、配信者もリスナーも送信されたコメントを読むことができます。

『ハンズアップ』で会話に参加する

ルームに入ると上の方に、配信時間や今いるリスナーの数が表示されている横に、手のひらのアイコンがあります。

入室の際はコメントと視聴のみの参加ですが、この手のひらアイコンをタップして、配信者が許可すると、音声での参加ができるようになります。これが『ハンズアップ機能』です。

ハンズアップで一緒に会話できるのは8人までで、右上の×ボタンでいつでもコメントのみの参加に戻れます。

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【Wacha】の配信方法

ここからは、Wachaでの配信方法をご紹介します。

ホーム画面の右下にあるカミナリのアイコンを押す

ホーム画面の右下の、黄色い丸に黒いカミナリのような絵が描いてあるアイコンをタップすると、『配信をはじめる』というページが表示されます。

ルームのタイトルを付ける

これから配信を始めるルームのタイトルを付けます。

タイトルに含まれる語句は検索結果に反映されるので、ポイントを押さえてタイトルを付けると見つかりやすくなります。

ハッシュタグを付ける

ハッシュタグを付けて、ルームを探しやすくします。

入力欄をタップすると、候補となるハッシュタグが紹介されるので、カーソルを合わせてみてください。

ルームタイプを選ぶ

ルームタイプは3タイプ選べるようになっています。

オープンはWachaのユーザーであれば誰でも入れるルームで、自由におしゃべりを視聴できるため、新しい人と知り合うきっかけになります。

ソーシャルは配信者がフォローしている人、されている人のみが入れるルームで、じっくり話したいフォロワーさん達と集まることができます。

鍵付きは、配信者が招待したいユーザーを配信前に選択でき、招待されたユーザーのみが入って視聴するルームで、しっかり繋がっているユーザーと内緒の話がしたい時などに便利です。

こうして公開範囲を選択することが可能なので、配信側の希望に沿ったおしゃべりの場を作ることができます。

配信用画像を設定する

配信用の背景画像を設定すると、配信時の背景に好きな画像を入れられます。

先ほど説明したプロフィールページの右上に歯車アイコンがありますが、それをタップすると設定ページに飛べるので、そこの一番上の『アカウント設定』内でも配信用画像の設定が可能です。

配信時に画像を設定し忘れても、アカウント設定で背景画像を設定しておけば、寂しい背景にならず便利です。

配信開始ボタンをタップ

上記の一連の設定が済んだら、いよいよ、Wachaでの配信開始です。

配信を開始すると、今何名が聞きに来ているのか、何分配信しているのかなどが確認できます。

配信者のアイコンが表示されているので、それをタップすると、プロフィールページに誘導する窓が開きます。

コメント入力欄が下にあり、配信者自らもコメントを書き込むことができます。

終了する場合は右上の『×』をタップすると『配信お疲れ様でした！』のページが表示され、そこでは、

が確認できるので、終了後の一つの楽しみになります。

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【Wacha】で収益化する方法

Wachaで配信者が収益を得るシステムや換金方法を解説します。

【Wacha】のギフト機能

正式リリースの後に追加されたギフト機能ですが、これを利用する際は、リスナーがまずCoinを購入します。

Coin数による対応価格は以下の表のとおりです。

Coin数	課金額
111 Coin	120円
333 Coin	370円
555 Coin	610円
1111 Coin	1,220円
3333 Coin	3,680円
5555 Coin	6,100円

リスナーの視聴画面の、右下にプレゼントの箱のアイコンが表示されています。

それをタップすると、スタンプという形でCoinを配信者に贈ることができるのが、ギフト機能です。

スタンプは、あいさつ代わりのチップ程度や、大好きな推しに贅沢に、など、1Coinから5555Coinまで、24種類のスタンプが選べるようになっています。

Coinはデイリーミッションなどでも入手することができますので、ギフトを送るリスナー側は、必ずしも課金しなければギフトが贈れないという訳ではありません。

ギフトは換金できる

リスナーから贈られたギフトは換金が可能です。

配信者は毎週月曜日の0時になると、リスナーから受け取ったギフト量に応じた『スター』をWachaから受け取ります。

前の週の月曜日から日曜日の23:59までに受け取ったギフトの合計が、その週のスターの付与対象となります。

付与されたスターに有効期限はなく、スターが300貯まると、1スターが1円として換金できるようになります。

1回の換金に上限はありませんが、Wachaを退会するとせっかく貯めたスターは消滅します。

そして、ハンズアップして会話に参加したスピーカー(配信協力者)にも、『貢献報酬』としてギフトが分配される仕組みもあります。

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【Wacha】の配信で稼ぐコツ5選

配信でもし稼ぐことができれば、楽しんでお金も入るので一石二鳥といえます。

ここでは、Wachaの配信で効率的に稼ぐコツをご紹介します。

何が『好き』かを明確に

Wachaは気軽に集まっておしゃべりすることに特化した配信アプリなので、趣味の近い人を集めることが、人の応援＝ギフトを集める武器になるといえます。

同じような趣味や似たような好みの人は、集まれる時間帯が近かったり、好みのイベントがあった場合に語り合いたかったりする可能性があるため、良いタイミングを読んで配信すると、人も集まりやすくなるでしょう。

画像登録で勝負する

『ルッキズムやジェンダーに対する偏見の排除』がコンセプトだとしても、やはりリスナーはサムネイルを見ることを、入室を判断するときの基準の何割かにすることは否めません。

そしてそれは好みの他に、その真偽は別として、相手の正体の一部として受け入れることにつながります。

自撮りなどを載せていれば安心感が生まれたり、飾らない画像なら親近感が沸いたり、趣味性がある画像なら類は友を呼んだりと、登録画像は入室のきっかけに大きな影響を与えます。

『音声のみの配信アプリ』が売りだからこそ、自分を紹介する登録画像は、なるべく人の心に訴えるようなものを選ぶ方が得策でしょう。

定期的に配信する

Wachaで効率よく稼ぐには、定期的な配信が効果的です。

人気が出るために一番大切なことは『認知』してもらうことです。予約機能を利用するなどして回数をこなし、どんどん自分を売り込んで、ファン=フォロワーを増やしましょう。

もちろん、そのための宣伝活動にとって必須の、SNS連携も忘れてはいけません。

Wachaの機能を最大限に活かして、顔出しをしなくていい分の露出を心がけましょう。

コメントをマメに読み上げ、リアクションも少し大きめに

普通の会話であれば言葉をキャッチボールのようにやり取りするので、相手の言葉を落とすことは殆どありません。

しかし、音声とコメントでのコミュニケーションとなると、せっかく入力したコメントが流れて行ってしまうこともあり、それはリスナーにとって寂しいことです。

沢山のリスナーが一斉にコメントすると、拾いきれないことも出てくると思いますが、書いて貰ったコメントはなるべく拾い上げましょう。

そしてリスナーにしっかりと届くよう、流すような反応ではなく少し大げさなくらいで応えるよう心がければ『丁寧に会話をしてくれる』配信者と評価され、ギフトを贈りたくなるリスナーも増えるでしょう。

新しい配信アプリは狙い目

大手の有名な配信アプリはもう既に人気の配信者が多数在籍しています。

その点、Wachaは誕生したばかりなので、ライバルになる配信者はまだまだ少ない筈です。

音声のみでコアなカテゴリーを開拓したり、趣味で緩くつながったりする、そんな中でスタンスを探していくのがまだまだこれからのアプリなので、他の配信アプリにはない配信者の稼ぎ方を見つけることができるかもしれません。

まとめ

Coeto株式会社が、『人々の“孤独”をなくしたい』という課題のもとにリリースしたWachaは、日本製の配信アプリなので安心感があり、今の時点では日本人ユーザーに高い人気があります。

約1年ほど前にβ版が配信されてから正式リリースされるまで、淘汰されたシステムもありますが、これからユーザーが増えていくことを考えると、使い勝手やバージョンアップが今後期待されます。

配信の人気が高まるこのご時世の中で、それにまつわるアプリも多数出回るようになりました。

自分に合った配信スタイルを上手に選ぶうえで、Wachaも含めてしっかりと検討するためにも、この記事が参考になれば嬉しいです。

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※情報は2023年6月22日（公開日）時点のものです。